ファンコミ、広告配信プラットフォーム「nex8」がSupershipのSSP「Ad Generation」と接続してRTBによる広告取引を開始
ファンコミュニケーションズ<2461>は、広告配信プラットフォーム「nex8(ネックスエイト)」が4月26日より、Supershipが運営するSSP(※1)「Ad Generation(アドジェネ)」と接続し、RTBによる広告取引を開始したことを発表した。
「nex8」は2014年4月に提供開始した広告配信プラットフォーム。SSP/AdExchange(※2)/アドネットワークと接続してRTB(リアルタイム入札)にて広告を配信する。2016年4月よりターゲティング手法をダイナミックリターゲティング配信に特化しており、広告主サイトでのユーザーの行動履歴を元にバナーをリアルタイムに自動生成して、ユーザーごとに最適な広告の配信が可能だ。ダイナミックリターゲティング配信では申込・購入を検討していた商品・サービスをダイレクトに表示させることができ、EC広告主ではCVR(成約率)は平均190%上昇するなど、「nex8」でもさまざまな業種で費用対効果アップの実績が出ている。
一方、「Ad Generation」は、スマートフォンメディア向けの広告収益最大化サービス。スマートフォン向けの様々な広告フォーマット(モバイルバナー、インタースティシャル、ネイティブ、動画)に対応したJavaScript、SDKを組み込むことで、独自の配信ロジックにより複数のDSP(※3)やアドネットワークの広告配信を最適化し、広告収益最大化が可能となる。
「nex8」のスマートフォン配信可能在庫は2016年4月現在、国内最大級の700億impを超えていますが、今回、新たに「Ad Generation」と接続することで、より幅広く多くの媒体に広告配信することが可能となった。
(※1)SSP:Supply Side Platform(サプライサイドプラットフォーム)の略。メディアの広告収益の最適化などを支援する仕組み。
(※2)AdExchange:さまざまな媒体やアドネットワークの広告枠を交換できる仕組み。
(※3)DSP:Demand Side Platform(デマンドサイドプラットフォーム)の略。広告主のROIを最大化する仕組み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ファンコミュニケーションズ
- 設立
- 1999年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 二宮 幸司
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2461