ファンコミュニケーションズ<2461>は、リターゲティング広告配信サービス「nex8(ネックスエイト)」が、2017年10月よりAJAが運営する「AJA SSP」と接続し、RTB(リアルタイム入札)による広告取引およびネイティブアド提供を開始したことを発表した。
「nex8」は、ダイナミックリターゲティングに特化したリターゲティング広告配信サービス。SSP/アドエクスチェンジ/アドネットワークと接続してRTBにて広告を配信している。ダイナミックリターゲティング配信は、広告主サイトでのユーザーの行動履歴を元にバナーをリアルタイムに生成して、ユーザーごとに最適な広告を配信する広告配信手法。申込・購入を検討していた商品やサービスを直接広告バナーに表示させることで、ネット上でショップ店員に提案されているような消費体験をユーザーに提供することができ、EC広告主ではCVR(成約率)は平均190%上昇するなど、さまざまな業種で費用対効果向上の実績が出ている手法となっている。
ネイティブアドは、メディアが提供している記事やコンテンツの形式と同様のデザインやフォーマットで広告配信できる広告手法のことで、広告がユーザーの行動の流れの中に自然と入り込むことから、ユーザーフレンドリーかつ高い広告視認性で、メディア・広告主の双方から注目を集めている。
AJAが提供する「AJA SSP」は、サイバーエージェントが運営するメディアの広告枠をはじめとしたユニークな広告在庫を保有し、さらに配信において広告主のブランドを守るための機能を備えたSSP。今回の「AJA SSP」との接続により、サイバーエージェントのメディア及び、「AJA Recommend Network」が保有するネイティブ広告枠への広告配信が可能になる。これにより「nex8」を利用する広告主はより多くの広告枠と最適なユーザーへ、ダイナミックリターゲティング配信およびネイティブアド配信が可能になる。
「nex8」では今後もさまざまな企業と連携し、より効果の高い広告配信プラットフォームの提供を目指していく方針だ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ファンコミュニケーションズ
- 設立
- 1999年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 二宮 幸司
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2461