スクエニHD、16年3月期は売上高42%増の1589億円、営業益59%増の274億円と大幅増収増益…『星ドラ』や『FFBE』『メビウスFF』などスマホゲーム好調

スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は、本日(5月12日)、2016年3月期の連結決算を発表し、売上高2141億円(前の期比27.5%増)、営業利益260億円(同58.4%増)、経常利益253億円(同49.1%増)、最終利益198億円(同102.3%増)だった。
 

○デジタルエンタテインメント事業は、売上高1589億円(同42.0%増)、営業利益274億円(同58.9%増)だった。スマートデバイス・PCブラウザゲームでは、従来のタイトル群が好調に推移したことに加えて、「メビウス ファイナルファンタジー」、「星のドラゴンクエスト」、「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」、「グリムノーツ」などのスマートフォン向け新規ゲームも好調に推移した。また、家庭用ゲーム機向けタイトルにおいて、「JUST CAUSE3」、「RISE OF THE TOMB RAIDER」の発売が堅調であった他、「ファイナルファンタジーXIV」及び「ドラゴンクエストX」の追加ディスクの販売、運営が好調だった。

○アミューズメント事業は、売上高411億円(同1.0%増)、営業利益39億円(同10.3%増)だった。「ディシディア ファイナルファンタジー」などのアミューズメント機器の販売が好調であったほか、効率的な店舗運営に努め、業績は順調に推移した。

○出版事業は、売上高99億円(同13.7%減)、営業利益22億円(同30.0%減)だった。前の期と比較してコミックスの売上が減少した。

○ライツ・プロパティ等事業は、売上高45億円(同13.8%増)、営業利益15億円(同30.7%増)だった。「ファイナルファンタジーXIV」の追加ディスクの販売に伴い、自社コンテンツのキャラクターグッズの販売が増加した他、サウンドトラック等の販売・許諾を行うとともに、他社の有力コンテンツのキャラクターグッズ化による品揃えの強化や海外展開による収益機会の多様化に努めた。




■2017年3月期の見通し

2017年3月期は、売上高2500~2700億円(前期比16.8~26.1%増)、営業利益270~330億円(同3.8~26.8%増)、経常利益270~330億円(同6.6~30.3%増)、最終利益170~210億円(同14.5%減~5.6%増)を見込む。
 
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
https://www.hd.square-enix.com/jpn/

会社情報

会社名
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
設立
1975年9月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
決算期
3月
直近業績
売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9684
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