アドウェイズ、16年3月期は営業益35%減の6.87億円 スマホ向け中心に国内広告事業は拡大続く 海外での営業費用や貸倒引当金増加などが負担に
アドウェイズ<2489>は、5月13日、2016年3月期の連結決算を発表し、売上高396億1300万円(前の期比10.4%増)、営業利益6億8700万円(同35.0%減)、経常利益7億4400万円(同37.8%減)、最終利益1億4500万円(同78.8%減)だった。同社では、売上高は国内及び海外の広告事業が順調に伸長したが、一方で費用の増加、貸倒引当金の計上や減損等の発生により、営業利益、経常利益、最終利益は減益になった、としている。
■広告事業は、売上高315億8400万円(同11.6%増)、セグメント利益27億5900万円(同1.7%増)だった。モバイル向け広告は、広告主がフィーチャーフォン向けからスマートフォン向けに広告出稿をシフトしていることと、広告掲載媒体が増加し売上高が増加したという。売上の増加に伴い、売上総利益も増加し、人件費等の営業費用の増加を吸収した。
■アプリ・メディア事業は、売上高10億3500万円(同44.0%減)、セグメント損益2億0800万円の赤字(同2億1400万円の赤字)だった。『古の女神と宝石の射手』など自社グループタイトルのゲームアプリの売上高が減少した。
■海外事業は、売上高68億1300万円(同22.2%増)、セグメント損益1億9400万円の赤字(同3700万円の黒字)だった。各国における現地企業や外国企業へのスマートフォン向け広告の営業を強化したことで、主にスマートフォン広告の売上高が大幅に伸長した。ただ、営業費用の増加と貸倒引当金の計上などにより赤字となった。
2017年3月通期は、レンジ予想となっており、売上高410~440億円(前期比3.5~11.1%増)、営業利益1~5億円(同85.5~27.3%減)、経常利益1~5億円(同86.6~32.8%減)、1000万円~2億円(同93.1%減~37.3%増)を見込む。
■広告事業は、売上高315億8400万円(同11.6%増)、セグメント利益27億5900万円(同1.7%増)だった。モバイル向け広告は、広告主がフィーチャーフォン向けからスマートフォン向けに広告出稿をシフトしていることと、広告掲載媒体が増加し売上高が増加したという。売上の増加に伴い、売上総利益も増加し、人件費等の営業費用の増加を吸収した。
■アプリ・メディア事業は、売上高10億3500万円(同44.0%減)、セグメント損益2億0800万円の赤字(同2億1400万円の赤字)だった。『古の女神と宝石の射手』など自社グループタイトルのゲームアプリの売上高が減少した。
■海外事業は、売上高68億1300万円(同22.2%増)、セグメント損益1億9400万円の赤字(同3700万円の黒字)だった。各国における現地企業や外国企業へのスマートフォン向け広告の営業を強化したことで、主にスマートフォン広告の売上高が大幅に伸長した。ただ、営業費用の増加と貸倒引当金の計上などにより赤字となった。
■2017年3月期の見通し
2017年3月通期は、レンジ予想となっており、売上高410~440億円(前期比3.5~11.1%増)、営業利益1~5億円(同85.5~27.3%減)、経常利益1~5億円(同86.6~32.8%減)、1000万円~2億円(同93.1%減~37.3%増)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アドウェイズ
- 設立
- 2001年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 山田 翔
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2489