ドラマチックアクションRPGとして人気を博し、現在、600万ダウンロードを突破した『消滅都市』。同タイトルにおいて、2015年4月に行われた初のオフラインイベント「第1回 公式全国大会 ニコニコ超会議杯」で優勝したトッププレイヤー「消滅亭やまはん」が、ゲーム内で定期的に行われているランキングイベントの結果からキーとなったポイントを分析していく。
Wright Flyer Studiosの『消滅都市』において、3月24日~3月30日の期間、開催されていたランキングイベント「神に選ばれし一族」。本稿では、今回のイベントにおいて「総合トップ100」で使われたタマシイや、ランキングを通しての総括をしていく。
■イベント期間
2016年3月24日(木)16:00~3月30日(水)23:59
●ランキングイベントとは?
期間限定で開催される特別クエスト。クリア時に獲得できる「スコア」で、自身の割り振られたグループや、全国のユーザーと競い合うイベントとなっている。獲得したスコアや、最終的なグループ順位に応じて、「フクザワ」や限定タマシイをゲットするために必要な「ガチャ券」などの報酬が手に入る。なお、今回は1グループ400人前後での開催となった。
まずは、今回「総合トップ100」の中で使われていたリーダータマシイをチェック。
・「総合トップ100」人気リーダータマシイランキング
1位(63票):惑わぬ視線 マキノ
2位(16票):鬼道を司る女王 卑弥呼
3位(9票):エレクトロディーヴァ 初音ミク
4位(6票):秘めたる花言葉 アヤノ
5位(3票):リースにこめた願い アヤノ
6位(2票):必殺の花嫁 チアキ
6位(2票):ハートフルキューピッド サトミ
(計101票)
※ゲーム内の「総合トップ100」では、101位まで表示されているため101人分で集計
続いて、「総合トップ100」の中で使われていたサブタマシイをチェック。
・「総合トップ100」人気サブタマシイランキング
1位(101票):神の手 ジョウマ
2位(68票):鬼道を司る女王 卑弥呼
3位(67票):超存在 タイヨウ
4位(64票):アーチェリークイーン ナミコ
5位(32票):狂宴の主催者 マッドハッター
6位(25票):書を統べるもの シオリ
7位(14票):烏神に選ばれし少女 カヨ
8位(11票):戦場の女神 ジャンヌダルク
8位(11票):花に愛されし家元 サユリ
10位(9票):リースにこめた願い アヤノ
11位(1票):エレクトロディーヴァ 初音ミク
11位(1票):若緑のポート・エレン
(計404票)
※ゲーム内の「総合トップ100」では、101位まで表示されているため101人分で集計
リーダータマシイは、「惑わぬ視線 マキノ」(以下、マキノ)が過半数の票を得て1位。「鬼道を司る女王 卑弥呼」(以下、卑弥呼)も使用者は多かったものの、サブタマシイとして編成している方が多く、票数がバラけた形となった。
一方、サブタマシイでは、スフィア変換と飛翔のスキル効果を併せ持つ「神の手 ジョウマ」の票数が最も多く、トップランカー全員が使用する結果に。次いで、卑弥呼や「超存在 タイヨウ」、「アーチェリークイーン ナミコ」(以下、ナミコ)らを編成に組み込んだ方が多かったようだ。
今回、多くの方がリーダーにマキノを採用したのは、ボスとして登場する「蛇神に選ばれし乙女 キヨ」(以下、キヨ)が、先制でチェインロックをかけてくることが大きな理由として挙げられる。長時間のチェインロックとなっているため、効果が切れるまで待っていたのではクリアタイムが遅くなってしまいスコアが伸び辛い。さらに、先制攻撃で避けられないため、よりハイスコアを目指すのであればボス戦に入るまでにキヨを倒しきれるだけのスフィアを溜めておく必要がある。そこで、長時間味方の攻撃が続く状況が生まれるため、マキノの持つ、回数ではなく時間で木属性タマシイの攻撃力を倍加させられるスキル効果が優位に働いたと見て良いだろう。
また、ボス戦で攻撃し続けられるだけの状況を作り出すために、ジョウマのスフィア変換+飛翔や卑弥呼のチェインアップのスキルが活躍した。さらに、3戦目の「雅の乙女 キヨ」を、マキノと卑弥呼のスキルで突破できたことも相性の良さにより拍車をかけた。
そのほか、2戦目の「龍笛奏者 ミヤビ」やボス戦のキヨが先制攻撃で命中率低下のスキルが放ってくるため、命中率低下解除役としてナミコや「書を統べるもの シオリ」が使用されていたようだ。
今回のランキングでは、敵のスキル攻撃にどのような対策を講じるかがスコアアップのポイントになったように見受けられる。命中率低下やチェインロックなど、不利な状況をより早く改善、且つ受けてなお苦境を跳ね返せるだけ編成や立ち回りを組むことがハイスコア獲得に繋がるという点は今後のランキングでも心に留めておきたい。
■著者 : 消滅亭やまはん(@yamasuwa)
「寝ても覚めても『消滅都市』」をモットーに生きるプレイヤー兼編集者。『消滅都市』歴1年10ヶ月。ゲームを始めてすぐに「伝説の刑事 リョウコ」に出会い、恋に落ちる。その後、「第1回 公式全国大会 ニコニコ超会議杯」で優勝し、「唯一帝 ナポレオン」を所持する世界で唯一のプレイヤーとなった。
■バックナンバー
・第1回「コール ミー クイーン!」総合トップ100の人気タマシイを発表
・第2回「守るために ver.1.1」総合トップ100の人気タマシイを発表
・第3回「最高の笑顔を」総合トップ100の人気タマシイを発表
・第4回「おひるね猫奇譚」総合トップ100の人気タマシイを発表
・第5回「天使の微笑み」総合トップ100の人気タマシイを発表
・第6回「画竜点睛」総合トップ100の人気タマシイを発表
・第7回「必殺!!女子高生」総合トップ100の人気タマシイを発表
・第8回「私を忘れないで ver.1.1」総合トップ100の人気タマシイを発表
・第9回「The Gordian Chariot」総合トップ100の人気タマシイを発表
・第10回「孤独なマスカレード」総合トップ100の人気タマシイを発表
Wright Flyer Studiosの『消滅都市』において、3月24日~3月30日の期間、開催されていたランキングイベント「神に選ばれし一族」。本稿では、今回のイベントにおいて「総合トップ100」で使われたタマシイや、ランキングを通しての総括をしていく。
■イベント期間
2016年3月24日(木)16:00~3月30日(水)23:59
●ランキングイベントとは?
期間限定で開催される特別クエスト。クリア時に獲得できる「スコア」で、自身の割り振られたグループや、全国のユーザーと競い合うイベントとなっている。獲得したスコアや、最終的なグループ順位に応じて、「フクザワ」や限定タマシイをゲットするために必要な「ガチャ券」などの報酬が手に入る。なお、今回は1グループ400人前後での開催となった。
■「神に選ばれし一族」のタマシイ使用数を集計
まずは、今回「総合トップ100」の中で使われていたリーダータマシイをチェック。
・「総合トップ100」人気リーダータマシイランキング
1位(63票):惑わぬ視線 マキノ
2位(16票):鬼道を司る女王 卑弥呼
3位(9票):エレクトロディーヴァ 初音ミク
4位(6票):秘めたる花言葉 アヤノ
5位(3票):リースにこめた願い アヤノ
6位(2票):必殺の花嫁 チアキ
6位(2票):ハートフルキューピッド サトミ
(計101票)
※ゲーム内の「総合トップ100」では、101位まで表示されているため101人分で集計
続いて、「総合トップ100」の中で使われていたサブタマシイをチェック。
・「総合トップ100」人気サブタマシイランキング
1位(101票):神の手 ジョウマ
2位(68票):鬼道を司る女王 卑弥呼
3位(67票):超存在 タイヨウ
4位(64票):アーチェリークイーン ナミコ
5位(32票):狂宴の主催者 マッドハッター
6位(25票):書を統べるもの シオリ
7位(14票):烏神に選ばれし少女 カヨ
8位(11票):戦場の女神 ジャンヌダルク
8位(11票):花に愛されし家元 サユリ
10位(9票):リースにこめた願い アヤノ
11位(1票):エレクトロディーヴァ 初音ミク
11位(1票):若緑のポート・エレン
(計404票)
※ゲーム内の「総合トップ100」では、101位まで表示されているため101人分で集計
■ランキングイベント「神に選ばれし一族」を筆者が総括
リーダータマシイは、「惑わぬ視線 マキノ」(以下、マキノ)が過半数の票を得て1位。「鬼道を司る女王 卑弥呼」(以下、卑弥呼)も使用者は多かったものの、サブタマシイとして編成している方が多く、票数がバラけた形となった。
一方、サブタマシイでは、スフィア変換と飛翔のスキル効果を併せ持つ「神の手 ジョウマ」の票数が最も多く、トップランカー全員が使用する結果に。次いで、卑弥呼や「超存在 タイヨウ」、「アーチェリークイーン ナミコ」(以下、ナミコ)らを編成に組み込んだ方が多かったようだ。
今回、多くの方がリーダーにマキノを採用したのは、ボスとして登場する「蛇神に選ばれし乙女 キヨ」(以下、キヨ)が、先制でチェインロックをかけてくることが大きな理由として挙げられる。長時間のチェインロックとなっているため、効果が切れるまで待っていたのではクリアタイムが遅くなってしまいスコアが伸び辛い。さらに、先制攻撃で避けられないため、よりハイスコアを目指すのであればボス戦に入るまでにキヨを倒しきれるだけのスフィアを溜めておく必要がある。そこで、長時間味方の攻撃が続く状況が生まれるため、マキノの持つ、回数ではなく時間で木属性タマシイの攻撃力を倍加させられるスキル効果が優位に働いたと見て良いだろう。
また、ボス戦で攻撃し続けられるだけの状況を作り出すために、ジョウマのスフィア変換+飛翔や卑弥呼のチェインアップのスキルが活躍した。さらに、3戦目の「雅の乙女 キヨ」を、マキノと卑弥呼のスキルで突破できたことも相性の良さにより拍車をかけた。
そのほか、2戦目の「龍笛奏者 ミヤビ」やボス戦のキヨが先制攻撃で命中率低下のスキルが放ってくるため、命中率低下解除役としてナミコや「書を統べるもの シオリ」が使用されていたようだ。
今回のランキングでは、敵のスキル攻撃にどのような対策を講じるかがスコアアップのポイントになったように見受けられる。命中率低下やチェインロックなど、不利な状況をより早く改善、且つ受けてなお苦境を跳ね返せるだけ編成や立ち回りを組むことがハイスコア獲得に繋がるという点は今後のランキングでも心に留めておきたい。
■著者 : 消滅亭やまはん(@yamasuwa)
「寝ても覚めても『消滅都市』」をモットーに生きるプレイヤー兼編集者。『消滅都市』歴1年10ヶ月。ゲームを始めてすぐに「伝説の刑事 リョウコ」に出会い、恋に落ちる。その後、「第1回 公式全国大会 ニコニコ超会議杯」で優勝し、「唯一帝 ナポレオン」を所持する世界で唯一のプレイヤーとなった。
■バックナンバー
・第1回「コール ミー クイーン!」総合トップ100の人気タマシイを発表
・第2回「守るために ver.1.1」総合トップ100の人気タマシイを発表
・第3回「最高の笑顔を」総合トップ100の人気タマシイを発表
・第4回「おひるね猫奇譚」総合トップ100の人気タマシイを発表
・第5回「天使の微笑み」総合トップ100の人気タマシイを発表
・第6回「画竜点睛」総合トップ100の人気タマシイを発表
・第7回「必殺!!女子高生」総合トップ100の人気タマシイを発表
・第8回「私を忘れないで ver.1.1」総合トップ100の人気タマシイを発表
・第9回「The Gordian Chariot」総合トップ100の人気タマシイを発表
・第10回「孤独なマスカレード」総合トップ100の人気タマシイを発表
■『消滅都市』
auゲーム
(c) Wright Flyer Studios, Inc.
会社情報
- 会社名
- 株式会社WFS
- 設立
- 2014年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 柳原 陽太