リニューアルストア、不動産VRプロモサービス「中古ミテクレ」で販売中の中古住宅・中古マンションのリフォーム後が体験できるサービスを開始
リニューアルストアは、不動産向けVR(バーチャルリアリティ)では初となる、販売中の中古物件の現地でリフォーム後を仮想体験できるサービスを6月7日より開始したと発表した。今後は、関東、関西の不動産会社とも提携し、中古物件の販売開始と共に「ウェブサイト」と「現地内覧」の2ラインでVR体験を提供し、不動産販売のあり方を変える新たな「不動産専門VRプラットフォーム」を提供していくという。
<以下、プレスリリースより>
■「中古ミテクレ」とは
これまでも弊社は不動産会社と提携して、中古物件購入者の希望に合わせた個別のVRコンテンツを作成してまいりましたが、インターネットに公開されている中古物件と、その現地内覧時によりダイナミックな体験を実現すべく、ウェブサイトでは販売中の現況VR体験とリフォームVR体験を公開し、また、販売物件の現地では、内覧者のみが体験できるリノベーションVRを用意し、セールス活動に寄与して参ります。
このウェブサイト公開に伴い、VRプロモーションのサービス価格設定も大きく刷新。販売の都度で利用する「従量制」・よりメリットの高い継続利用の「月額制」を取り入れ、売り出しから成約までのスピードが物件によって様々なこと、かつ流動性が高い中古物件の販売特性に則したプランによって、導入しやすい身近なVRとして普及を募って参ります。
■「中古ミテクレ」サービス開始の背景
現在これだけ多くの人が中古住宅を検討・購入しながら、長らく中古住宅における販売スタイルは、リフォーム前の状態での売り出しか、一度、不動産会社が買い取り、リフォーム済みとして販売する2者択一しかありませんでした。これは「中古不動産」という分野においては非常に固有なものですが、リフォーム前の物件では、購入後に取り掛かるリフォームのイメージやかかる費用が不明な状況で購入判断を迫られること。
リフォーム後の物件では、一度、不動産会社が買い取りして改装後、再販するため仕入、改装費と利益が上乗せされた割高感が出ること、また、住まい手本人のリフォームではないため、完成状態のリフォームに対する好みの問題や要望の不一致など、中古不動産ならではの、本質的な課題を解決する手段がありませんでした。
そこで弊社は、普及に向けて加速しつつあるVRという新しい情報伝達手段を取り入れることで、リフォーム後の未来を体験することを実現し、体験して初めて気づく住まい手本人の潜在的なニーズの発現が、購入後のリフォームプランにも「暮らしやすさ」や「愛着」につながるヒントを生み出すことができるようになりました。
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