【レビュー】え、まだあるの?『GOAT SIMULATOR』の続編『GoatZ』 ゾンビ漂う街で、ヤギがやっぱり大暴れ…ギリギリを攻めた数々の仕掛けも
▲ゾンビ化してもドヤ顔で恐縮です
『Goat Simulator』というゲームがある。PCやPS4などで発売され、筆者を含めた極一部に大変な人気を博した愛すべきおバカゲームの第2弾である『GoatZ』を取り上げる。
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▲タイトルからしてこれだもの
本作は、前作とは異なり、それなりの攻略要素が追加されているが、操作自体はほぼ同じなので、前作をプレイしている場合、すぐに馴染むことができるが、今回もとてもシンプルな方法になっているので、初めてプレイするユーザーでも慣れるのは早いだろう。
▲今回は定期的にミッション下される(画面右上)
1.画面左にある丸いボタンで前後左右の移動、フリック操作で視点を変える。
2.画面右にあるボタンで「なめる」「ジャンプ」「頭突き」「寝る」といったアクションが可能。
なお、今回からは街中にゾンビなどの明確な敵がおり、悪意を持って攻撃を仕掛けてくる。また今回のヤギには「健康」「飢え」という2つのパラメーターがある。定期的に食料を取らないと「飢え」が減り、なくなると「健康」が減って、ついには死んでしまうというわけだ。無敵で街を闊歩するヤギの姿を見てきただけにちょっと悲しい。
さらに、町中にある材料を組み合わせることで武器の作成を行うことも可能になっている。
▲気になる武器がいっぱい
▲ガムボールマシーンと漏斗を組み合わせたガムショット。ガムのショットガンである。
また今回もギリギリを攻めた(内容によってはアウト)タイトルが付いた実績や、特定の条件をみたすことで新しいヤギを入手することができるのは今作も一緒だ。どんなふざけた実績名や、ヤギが出てくるかはプレイして確認して見るといいだろう。
▲本作もギリギリの実績名
▲Why so serious?
▲今回の目玉ヤギ?である「偽のヤギ」というヤギ。ギリギリアウト。
▲運も必要だが空に跳ね上がることもできる
本作は、前作の操作性をほぼそのままに、敵からの攻撃や、飢えで明確に死というものが待っていることや、武器の制作を導入したことで、いくぶん難易度が高まっているため、この点においては評価が別れる部分ではあると思う。しかし結局はどこまでお馬鹿な笑いを楽しむためにプレイに勤しめるかがポイントとなるだろう。
「偽のヤギ」でのプレイ中は、新鮮な気持ちでプレイもでき、トラブルが起こった際の、笑いのツボへの破壊力もかなり増すため、是非とも攻略してこのヤギを手に入れて欲しい。なお本作もiTunes StoreとGooglePlayで600円になっている。前作のファンや、スクリーンショットを見て思うところがあった方は是非。
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(文:編集部 和田和也)
■Goat Simulator GoatZ