ミクシィ<2121>のXFLAG™(エックスフラッグ)スタジオと、サイバーエージェント<4751>の連結子会社で、小学生向けプログラミング教育事業のCA Tech Kidsは、XFLAG スタジオが提供するひっぱりハンティングRPG「モンスターストライク」(通称モンスト)とコラボレーションした小学生向けiPhoneゲーム開発体験ワークショップ「プログラミングチャレンジ with モンスターストライク」を、6月25日(土)に開催した。
昨今、子どもを対象としたプログラミング教育への関心が急速に高まっている。英国では2014年9月から5歳以上の全児童を対象に学校教育の中でプログラミング学習が義務化されているほか、我が国においても政府は初等中等教育におけるプログラミング教育の導入推進の方針を明確にしており、公教育におけるプログラミング教育の在り方について議論がはじまっている。
こうした社会的背景を踏まえ、子どもたちがプログラミングに関心を持つための機会を設けるべく、今回のワークショップを開催したという。
■プログラミングチャレンジ with モンスターストライク実施レポート
ワークショップでは、「ひっぱりハンティング」のゲーム開発に挑戦。当日はCA Tech Kids社が運営する小学生向けプログラミングスクール「Tech Kids School」の講師のほか、『モンスト』を開発しているXFLAG スタジオのエンジニアも協力し、子どもたちのゲーム開発のサポートを行った。
定員に対して約4倍の応募の中から抽選で選ばれた約30名の小学生と保護者・ご家族が参加し、総勢100名近くにものぼる大規模なワークショップとなり、なかには山形県や石川県など遠方から参加した方もいた。
本ワークショップは、この日のためにオリジナルで作成した教材『秘伝の書』を読みながら、子どもたち自らプログラミングを進めていった。また、子どもたちには、事前応募で人気の高かった『モンスト』のモンスター上位30位から好きな画像を使用することができ、『モンスト』の世界感の中でゲーム開発を実施。『秘伝の書』を必死に読みながらも、わからないところは手を上げてエンジニアに聞きながら開発を進めるなど、真剣に取り組んでいた。
ワークショップ中盤では、XFLAG スタジオのエンジニアによる仕事紹介のプレゼンテーションが行われた。
また、子どもたちから事前に募集した質問に答えるコーナーでは、今回一番多かった「どうすればゲーム開発者になれますか?」という質問に回答。「今はどうして勉強しなきゃいけないのかわからないものもたくさんあるかも知れないけど、そういうものが存在しているということを知る、そのことが大切。色々なことに興味をもって学ぶことが大切です。」とコメントし、子どもたちの未来への夢を激励した。
その後行われたアプリ体験会では、子どもたちが作成した“ひっぱりハンティングゲーム”を体験。他の子どもたちがどのようなゲームを作ったのか、各々のゲームを実際に動かして互いに感想を述べ合うなど、ワークショップを通して子どもたちの間にもコミュニケーションが生まれていた。
ワークショップの最後には、子どもたちによる自作ゲームのプレゼンテーションが行われた。子どもたちからは「とにかくモンスターの体力を高く設定しました!」「テキストに書いてあることは全部やりました!」「音楽と背景にこだわっていて、コードを打つのが難しかったです。」など各々の感想が述べられた。イベント終了後は、一人ひとりに『認定証』をプレゼント。ワークショップは、盛況のうちに幕を閉じた。
▲ゲーム開発中
▲XFLAG スタジオのエンジニアからのレクチャー
▲パソコンに真剣に向かう子どもたち
▲全体集合写真
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会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121