SHIFT、16年8月期の業績予想を上方修正…営業益は3.6億円から4.5億円へ増額に 3Qのソリューションサービスは前年同期比76％増の大幅増収を達成
SHIFT<3697>は、7月7日、2016年8月期通期の連結業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の51億8500万円から55億4200万円（増減率6.9％増）、営業利益は同3億6200万円から4億5800万円（同26.7％増）、経常利益は同3億9800万円から5億1900万円（同30.5％増）、当期純利益は同1億7800万円から同2億7500万円（同54.9％増）といずれも上方修正されている。
また、同日発表された第3四半期累計（9～5月）の連結決算は、売上高40億1900万円（前年同期比77.2％増）、営業利益3億8100万円（同74.6％増）、経常利益3億8400万円（同74.6％増）、四半期純利益2億2100万円（同58.9％増）となった。
ソフトウェアテスト事業を中心に、新規顧客の開拓、また既存顧客との継続的なリレーション強化により収益基盤の拡大を進めた一方で、M&A、新領域でのサービス確立といった、今後の更なる成長へ向けた積極的な投資活動も行った。その結果、第３四半期連結累計期間の売上高は大幅な増収を達成した。
コンサルティングサービスは、前年度にひきつづき、コンサルティングサービスの提供が可能な優秀人材の獲得が進み、顧客開発工程における上流から参画するプロジェクトが増加。収益基盤がさらに強固なものになった。一方、ソリューションサービスは、コンサルティングサービスの拡大に連動した受託の拡大が継続的に進んだほか、ソーシャルゲームを中心としたエンターテイメント領域において既存顧客の受注拡大のけん引もあり、前年同期比76.8％増と大幅な増収となった。
なお、2016年8月期通期の予想は、前述の通り従来予想を上方修正しており、売上高が前期比68.5％増、営業利益は同43.7％増、経常利益は同64.7％増、当期純利益は同41.2％増の見込み。
