【レビュー】水口哲也氏が手掛けた名作『ルミネス』がアプリで復活…音と光が織りなすアクションパズル『LUMINES パズル&ミュージック』を紹介
モブキャスト<3664>が、7月19日に配信を開始した、新作パズルゲーム『LUMINES パズル&ミュージック』。
本作は、水口哲也氏がプロデュースを手掛けた世界的ヒット作「ルミネス」シリーズを継承、進化させたスマートフォン・タブレット向けパズルゲームだ。原作「ルミネス」のゲーム性や音楽とビジュアルがシンクロする気持ちよさはそのままに、スマートフォン・タブレット向けにUI/UXを最適化している。さらに、新ステージや新楽曲に加え、過去の「ルミネス」シリーズでお馴染みのステージや楽曲を収録。世界中の「ルミネス」ファンが、「ルミネス」の“正当な続編”として納得できる『LUMINES CLASSIC』の2PACKで遊ぶことができる。
■始めちゃったら止まらない! 音×パズルの爽快感がやみつきに!
まず始めに、本作の基本的なルールを紹介しておこう。ジャンルは、いわゆる「落ち物パズル」と呼ばれるものにあたる。画面上から落下してくる2色で構成されたブロックをタップで回転させ、四角形になるよう色を揃えていく。画面左から流れてくる「タイムライン」が通過することで、同色で四角形に揃えたブロックが消去される。ブロックの消去が追いつかず、グリッドの上まで積み上がるとゲームオーバーとなる。
▲タイムラインが通過する前にさらに四角形を作り、連鎖することがポイントとなる。一気に3つ以上の塊を消去できればスコアボーナスが発生。一つ目のブロックを落とすタイミングや、スピードが重要だ。
▲ステージによってビジュアルや効果音が変化するため、操作感が非常に心地良い。
また、本作では「ALBUM」と「SINGLE SKIN」という2種類のモードが遊べる。ALBUMは複数のスキンがセットになっており、ブロックを消去して浄化率を100%することで次のスキンに進める。EASY、NORMAL、HARDと、それぞれの難易度で用意されたスキンの浄化率を全て100%にできればクリアとなる。ALBUMのENDLESSや、SINGLE SKINでは、浄化率を100%ごとに難易度が上がっていき、自身のハイスコアを目指して延々と遊ぶことが可能。コツが掴めてくると、パズルの連鎖がクセになってしまい、ついつい止め時を見失ってしまう。
▲「ALBUM」(写真左)と「SINGLE SKIN」(写真右)。
さらに、ゲーム中には条件を満たすことで出現する特殊ブロックが存在する。「チェイン」と「シャッフル」という2種類があり、これらのブロックを上手く活用することで、溜まったブロックを一気に消去すれば高得点を狙うことが可能だ。
▲「シャッフル」と「チェイン」、どちらの効果が発動されるかはマークで見極められるようになっている。
▲どちらのブロックも、状況や落とす場所によっては起死回生の一手となり得る超強力なもの。
そのほか、特定の条件を解除することで様々なアバターを獲得できるうえ、スコアを獲得するほど成長していくシステムが搭載されている。アバターは、種類によって様々なスキルを所持しているほか、レベルが上がるほどスコアの基準値が上昇するため、よりハイスコアを目指しやすくなる。さらに、各アバターのレベルを最大にすることで獲得できるスコアが上昇する「スター」をもらえる。
▲アバターは、アバターセット画面から変更可能。
▲Star of Twinsは、「SLOW DOWN」のスキルでブロックの落下速度を低下させることができる。
今回、『LUMINES パズル&ミュージック』をプレイしてみて最も魅力的に感じたのは、やはり音とパズルの融合による爽快感だ。他のパズルゲームにはない見た目の華やかさがあるうえ、自分の動作やパズルに音が連動してくるため、狙い通りにブロックを連鎖で消去できたときなど、気持ち良いことこの上ない。昨今のスマホゲームは、「ちょっと空いた時間で手軽に~」という傾向のものが多くみられるが、本作をプレイする際は、是非じっくりと腰を据えて、イヤフォン、ヘッドフォンを着けて遊ぶことをオススメする。
(編集部:山岡広樹)
■『LUMINES パズル&ミュージック』
©mobcast ©Resonair ©BANDAI ©BNEI
会社情報
- 会社名
- 株式会社モブキャストホールディングス
- 設立
- 2004年3月
- 代表者
- 代表取締役CEO 藪 考樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3664