フジゲームス、中長期的に売上高100億円・営業利益20億円目指す 位置情報&ARに強いNianticとコンテンツに強いフジテレビの融合も 第二の『ポケモンGO』も!?
フジ・メディア・ホールディングスは、7月29日、決算説明会資料を公開し、今年4月にスタートしたフジゲームスの中期目標について、売上高100億円、営業利益20億円以上とすることを明らかにした。目安としては、2020年3月期~2021年3月期にしているという。
フジゲームスでは、新規ゲームアプリの企画に着手したとのこと。「市場トレンドを見据えコンセプトを検討中」という。企画プロデュース、プロモーションなど強みとノウハウを活かし、ヒットを目指す。フジゲームスといえば、gumi<3903>との合弁会社fuji & gumi gamesの開発した『ファントム オブ キル』などロヒットタイトルがあるが、海外版やファンイベント、グッズ販売、ノベライズなどマルチ展開例になるという。
また、フジテレビに2016年6月にVR事業部を新設したが、VRコンテンツの企画、制作、イベントの企画運営まで、BtoBを軸に一貫したサービスを提供していく考え。社内のCG制作、番組制作チームに蓄積された 映像制作ノウハウを活用する。WEBやアプリ開発力に強みを持つグリーと提携し、互いの強みを活かしたビジネス展開を目指す。
このほか、資本参加しているNianticとの取り組みを行っていく考え。位置情報テクノロジーや拡張現実技術(AR)を有し、独自の世界観を持つゲームを展開するNianticと、コンテンツ制作力に強みを持つフジテレビの融合を目指していくとのこと。第二の『ポケモンGO』が生まれるのか注目である。
会社情報
- 会社名
- Niantic
会社情報
- 会社名
- 株式会社Fuji Culture X(旧フジゲームス)
- 設立
- 2021年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 吉本 治
- 決算期
- 3月