ケーブルレスの軽量一体型VRヘッドマウントディスプレイ「IDEALENS K2」の値段が発表 屋外でも楽しめるデバイスへ



"世界初"一体型VRデバイスである「IDEALENS K2」の中国での発売日と販売価格が公開された。発売は9月15日、 販売価格は3,499元(日本円で約52,645円:8月18日為替レート)。

北京で行われた同製品の発表会では、 サムスン電子のバイスプレジデントが登壇。アイデアレンズ社と技術的な提携を行い、 VRチップを共同開発することが発表され盛り上がりを見せ、 また「IDEALENS K2」専用のコントローラーや360°カメラなど周辺機器に関する発表が行われた。

既にゲームなどを含む200以上のコンテンツがプラットフォームに搭載されることが発表され、 VRのハードとソフト両面に対して準備が出来ていることをアピールしたという。軽量でケーブルレスということも相まって、様々な方向で期待されている同製品の日本での発売日や価格はまだ未定となっているが、販売方法等も近く開示される見込みだ。

「IDEALENS K2」は、前モデルのスペックを引き継ぎつつ、8つのハイライトを実現。視野は120度、タイムラグは17ms(ミリ秒)、重量は295g(グラム)、と高いスペックを備えている。また、アイデアレンズ単体で起動からコンテンツのダウンロード、コンテンツの再生が可能なため、室内に限らず、屋外でも楽しむことができる。
 

■ 「IDEALENS  K2」について 
今回発表した「IDEALENS K2」は、 前モデル「IDEALENS K1」のスペックを引き継ぎつつ、 視野は120°、 タイムラグは17ms(ミリ秒)、 質量は290g(グラム)と高いスペックを実現している。 また、 PCやスマホを用意する必要がなく単体で使用可能なため、 室内に限らず、 屋外でも楽しむことができる。 
 

■「IDEALENS K2」 製品概要 
商品名 : IDEALENS K2
外形寸法 : HMD*本体部分のみ: 129mm x 183mm x 105mm
質量: HMD*本体部分のみ: 約290g
ディスプレイ方式 : OLED
ディスプレイ解像度 : 1200 x 1080 x 2
視野角 : 120度
リフレッシュレート : 90Hz
遅延 : 17ms
搭載センサ : 9軸検出システム(3軸ジャイロ・3軸加速度・3軸地磁気)
各センサ応答時間 : ≤2ms
プロセッサ : CPU/ Exynos 7420    GPU/ Mali-T760 MP8
メモリー : ROM/ 32G eMMC (OS、 内蔵ソフトを含む)   RAM/3G LPDDR3
拡張メモリー : micro SD (最高128G)
Wi-Fi : 2.4G/5G 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth : 4.0、 3.0、 2.0
接続端子 : micro USB 2.0端子、 3.5mm ステレオヘッドフォン端子
充電 : 約3.5時間(2A急速充電対応)
電池消費時間 : 約2.5~6時間(コンテンツによる)
価格 :3,499元(日本円で約52,645円:8月18日為替レート)
発売日 : 2016年9月15日(木)中国にて発売開始