【ゲーム株概況(11/15)】新作『セブンス・リバース』への期待でガンホーが300円台を回復 ユナイテッドは出資先のメルカリの好決算で後場急騰
11月15日の東京株式市場では、日経平均株価は4日ぶりに小反落し、前日比4.47円安の1万7668.15円で取引を終えた。前日までの3日間で上げ幅が1400円超に達していたこともあり、利益確定の売りが出たものの、為替が1ドル=108円台まで円安に振れていることもあって、下値は底堅く、小幅なレンジでのもみ合い推移となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、前日に続きイグニス<3689>が連日のストップ高となったほか、ガンホー<3765>が4日続伸して、終値ベースでは7月13日以来となる300円台を回復した。ガンホーは、17日にサービス開始予定の新作『セブンス・リバース』が事前登録者数70万人を突破(関連記事)するなど大きな期待を集めていることが市場から注目されているもようだ。
また、ユナイテッド<2497>が後場に入って急騰した。ユナイテッドは、出資先企業であるメルカリの2016年6月期の決算が売上高122億円、営業利益32億円となったことが「官報」で判明したことが材料視されたものと思われる。
【関連記事】
メルカリ、16年6月期は売上高122億円、営業利益32億円…「官報」で判明
半面、前日11月14日に第2四半期決算の発表とともに2017年3月期通期の利益予想の上限を下方修正(関連記事)したアカツキ<3932>が急反落し、2017年9月期の見通しを『神の手』の大規模なプロモへの先行投資で最終赤字と発表(関連記事)したブランジスタ<6176>も一時2000円割れまで急落した。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、前日に続きイグニス<3689>が連日のストップ高となったほか、ガンホー<3765>が4日続伸して、終値ベースでは7月13日以来となる300円台を回復した。ガンホーは、17日にサービス開始予定の新作『セブンス・リバース』が事前登録者数70万人を突破(関連記事)するなど大きな期待を集めていることが市場から注目されているもようだ。
また、ユナイテッド<2497>が後場に入って急騰した。ユナイテッドは、出資先企業であるメルカリの2016年6月期の決算が売上高122億円、営業利益32億円となったことが「官報」で判明したことが材料視されたものと思われる。
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半面、前日11月14日に第2四半期決算の発表とともに2017年3月期通期の利益予想の上限を下方修正(関連記事)したアカツキ<3932>が急反落し、2017年9月期の見通しを『神の手』の大規模なプロモへの先行投資で最終赤字と発表(関連記事)したブランジスタ<6176>も一時2000円割れまで急落した。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765
会社情報
- 会社名
- ユナイテッド株式会社
- 設立
- 1998年2月
- 代表者
- 代表取締役社長兼執行役員 早川 与規/代表取締役兼執行役員 金子 陽三
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 2497