インタースペース、16年9月期は売上高16%増、営業益2.5倍と大幅な増益を達成 主力のインターネット広告事業が好調 メディア運営事業も黒字化

インタースペース<2122>は、11月15日、2016年9月期の連結決算を発表、売上高232億9300万円(前々期比16.1%増)、営業利益9億円(同2.5倍)、経常利益9億100万円(同2.6倍)、当期純利益5億4200万円(同79.0%増)となった。
 

各セグメントごとの状況は以下の通り。

①インターネット広告事業…売上高は225億6800万円(前々期比16.5%増)、セグメント利益8億2500万円(同87.2%増)
「アクセストレード」では、「金融」カテゴリーにおいて、クレジット、カードローンといったジャンルが堅調に推移した。また、「サービス」カテゴリーは、格安SIMなどの通信に関係するジャンル、「Eコマース」カテゴリーでは美容、健康食品などのジャンルが好調に推移し、収益の向上に寄与した。

「ストアフロントアフィリエイト」では、音楽、ドラマおよび天気予報などのコンテンツに関連する売上が伸長したほか、携帯電話販売台数が伸び悩むなか、既存販売店の稼働率の向上と地方販売店の開拓につとめ、収益の改善を図った。

海外事業では、タイにおいては国内最大のポータルサイト「sanook.com」に金融情報コンテンツの提供を開始し、現地メディアとの提携推進、アフィリエイト媒体の育成に尽力した。

②メディア運営事業…売上高7億2500万円(同4.5%増)、セグメント利益7400万円(前々期9200万円の赤字)
「ママスタジアム」において、大手クライアントとのママ向けタイアップ企画の推進や、ママの本音を直撃する調査企画「ママリサ」を定期的にリリースし、メディア価値の向上を図った。た。また、2015年10月にファッション・ライフスタイル情報サービス「saita PULS(サイタプラス)」をリリースした。

コンテンツ運営においては、のんびりペットライフ「ハムスターコレクション」など、16本のカジュアルアプリを継続的にリリースした。

なお、2017年9月期通期の予想については、売上高255億8500万円(前期比8.3%増)、営業利益10億円(同11.0%増)、経常利益10億円(同11.0%増)、当期純利益6億2000万円(同14.4%増)の見込み。
 
株式会社インタースペース
https://www.interspace.ne.jp/

会社情報

会社名
株式会社インタースペース
設立
1999年11月
代表者
代表取締役社長 河端 伸一郎
決算期
9月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2122
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