メディアドゥ<3678>は、1月10日、2017年2月期の第3四半期累計（3～11月）の決算（非連結）を発表、売上高112億1900万円（前年同期比37.4％増）、営業利益4億3300万円（同4.3％増）、経常利益4億3200万円（同4.1％増）、四半期純利益2億6600万円（同1.7％増）となった。
各セグメントごとの状況は以下の通り。
①電子書籍事業…売上高102億9800万円（前年同期比33.7％増）、セグメント利益3億8100万円（同7.0％増）
第2四半期に引き続き「LINEマンガ」や「楽天マンガ」などをはじめとした大型電子書店への電子書籍取次が堅調に推移した。また、国内図書館への電子図書館システムの提供開始や新規アライアンス先の開拓などを行い、売上拡大に努めた。
②音楽・映像事業…売上高2億3300万円（同21.2％減）、セグメント利益3900万円（同10.0％減）
モバイル有料音楽配信市場全体の縮小により、売上、セグメント利益ともに減少した。
③ゲーム事業…売上高2200万円（同43.8％減）、セグメント利益200万円（同40.7％減）
ソーシャルゲーム市場競争激化により、売上、セグメント利益ともに減少した。
④その他事業…売上高6億6400万円（同429.6％増）、セグメント利益900万円（同8.3％減）
広告代理コンサルティング業務に引き続き注力し、取扱量が増加した。
なお、2017年2月期通期の予想については、従来予想から変更なく、売上高150億6000万円（同33.4％増）、営業利益7億円（同26.8％増）、経常利益7億円（同26.6％増）、最終利益4億3400万円（同29.6％増）を見込む。
