【速報】モバイルファクトリー、16年12月期は営業益94%増の6億1100万円と大幅増益…主力の『駅メモ!』が業績拡大をけん引
モバイルファクトリー<3912>は、2016年12月期の連結決算を発表し、売上高20億7200万円(前の期比18.3%増)、営業利益6億1100万円(同94.6%増)、経常利益6億1100万円(同100.0%増)、最終利益4億1100万円(同122.2%増)だった。従来予想の売上高19億7100万円、営業利益5億2000万円、経常利益5億2100万円、最終利益3億4000万円を上回っての着地となった。
主力タイトル『ステーションメモリーズ!』が大幅に業績に寄与し、位置情報連動型ゲームの売上高は全体で前年同期比84.2%増となった。11月にアプリ版リリースから2周年を迎え、記念キャンペーンを実施したほか、映画作品とのタイアップやアニメーション作品とのコラボイベント、地方自治体や外部事業者とのリアル連携スタンプラリーを行った。また、プロモーションの多角化の一環として、渋谷駅前での街頭広告、首都圏向けのテレビコマーシャル放映なども行い、サービスの知名度の向上や新規ユーザーの獲得に取り組んだという。
また、『駅奪取』では、昨年に引き続き、関東近郊を対象としたモバイルスタンプラリーの実施や、駅奪取シリーズのリリース5周年を記念したキャンペーンを実施した。スマートノベルの分野では、位置情報連動型ゲームへの経営リソース集中に伴い、リソースを縮小しており、その結果売上高につきましても減少しているとのこと。
続く2017年12月期は、売上高24億8600万円(前期比20.0%増)、営業利益7億6100万円(同24.6%増)、経常利益7億4700万円(同22.2%増)、最終利益5億1600万円を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912