【速報】gumi、第3四半期は営業益12.4億円と大幅黒字転換、6.7億円の大幅上ブレ…「FFBE」や「タガタメ」「クリユニ」貢献、コスト削減も寄与【グラフ追加】
gumi<3903>は、この日(3月10日)、第3四半期(2016年5月~2017年1月期)の連結決算を発表し、売上高187億円(前年同期比16.5%増)、営業利益12億円(前年同期16億円の赤字)、経常利益13億円(同16億円の赤字)、最終利益11億円(同21億円の赤字)となり、大幅な黒字転換に成功した。営業利益が6億7700万円、経常利益が7億4100万円と大幅な上ブレだった。
同社では、スクウェア・エニックスと共同開発した「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」の日本語版と海外原語版、そして、Fuji&gumi Gamesと共同開発した「誰ガ為のアルケミスト」と「クリスタル オブ リユニオン」が好調に推移し、売上が伸びた、と説明している。ただ、「ブレイブ フロンティア」の日本語版と海外言語版の期間経過に伴う売上減をカバーした。
また、利益面では、他社との共同タイトルなど支払手数料率の低いタイトルが増収したことや、海外拠点の再編(事業撤退・事業縮小)に伴うコスト削減などにより売上原価率が低下したこと、広告効果検証の徹底による広告宣伝費の削減などの取り組みが奏功したという。
【追記】
第3四半期(16年11月~17年1月期)の数字を見ると、売上高74億4700万円(前四半期比25.2%増)、営業利益6億7600万円(同118.1%増)、経常利益7億4100万円(同103.6%増)、最終利益5億5800万円(同8.6%増)と大幅な増益を達成した。売上高、利益ともに過去最高となる。四半期業績の推移は以下のとおり。
2017年4月通期は、売上高257億円(前期比20.0%増)、営業利益13億円(黒字転換)、経常利益14億円(同)を見込む。最終利益については、税効果の見積りが困難であるため非開示とした。
業績予想の前提は以下のとおり。
A)「ブレイブ フロンティア」に関しては、日本語版、海外言語版ともに、配信開始後の期間経過に伴いMAUが減少することを想定する。そのため、第3四半期と比べて約25%の売上高減少を見込む。
B)「ファントム オブ キル」に関しては、TVCMの実施によりMAUは増加することを見込むものの、第4四半期への売上寄与は限定的と想定。そのため、第3四半期と比べて約10%の売上高増加を見込む。
C)「誰ガ為のアルケミスト」に関しては、MAU、ARPMAUともに引き続き好調に推移することを想定。そのため、第3四半期と比べて概ね同水準の売上高を見込む。
D)「クリスタル オブ リユニオン」に関しては、MAUは減少することを見込むものの、海外言語版の展開に伴うコンテンツの活性化によりARPMAUが上昇することを想定。そのため、第3四半期と比べて約15%の売上高増加を見込む。
E)「シノビナイトメア」に関しては、12月度に実施した大規模アップデートにより、MAU、ARPMAUともに好調に推移することを想定。そのため、第3四半期と比べて約130%の売上高増加を見込む。
F)「ブレイジングオデッセイ」に関しては、大規模アップデートを実施予定であることから、一時的にKPIが低下することを想定。そのため、第3四半期と比べて約80%の売上高減少を見込む。
同社では、スクウェア・エニックスと共同開発した「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」の日本語版と海外原語版、そして、Fuji&gumi Gamesと共同開発した「誰ガ為のアルケミスト」と「クリスタル オブ リユニオン」が好調に推移し、売上が伸びた、と説明している。ただ、「ブレイブ フロンティア」の日本語版と海外言語版の期間経過に伴う売上減をカバーした。
また、利益面では、他社との共同タイトルなど支払手数料率の低いタイトルが増収したことや、海外拠点の再編(事業撤退・事業縮小)に伴うコスト削減などにより売上原価率が低下したこと、広告効果検証の徹底による広告宣伝費の削減などの取り組みが奏功したという。
【追記】
第3四半期(16年11月~17年1月期)の数字を見ると、売上高74億4700万円(前四半期比25.2%増)、営業利益6億7600万円(同118.1%増)、経常利益7億4100万円(同103.6%増)、最終利益5億5800万円(同8.6%増)と大幅な増益を達成した。売上高、利益ともに過去最高となる。四半期業績の推移は以下のとおり。
■2017年4月通期の見通し
2017年4月通期は、売上高257億円(前期比20.0%増)、営業利益13億円(黒字転換)、経常利益14億円(同)を見込む。最終利益については、税効果の見積りが困難であるため非開示とした。
業績予想の前提は以下のとおり。
A)「ブレイブ フロンティア」に関しては、日本語版、海外言語版ともに、配信開始後の期間経過に伴いMAUが減少することを想定する。そのため、第3四半期と比べて約25%の売上高減少を見込む。
B)「ファントム オブ キル」に関しては、TVCMの実施によりMAUは増加することを見込むものの、第4四半期への売上寄与は限定的と想定。そのため、第3四半期と比べて約10%の売上高増加を見込む。
C)「誰ガ為のアルケミスト」に関しては、MAU、ARPMAUともに引き続き好調に推移することを想定。そのため、第3四半期と比べて概ね同水準の売上高を見込む。
D)「クリスタル オブ リユニオン」に関しては、MAUは減少することを見込むものの、海外言語版の展開に伴うコンテンツの活性化によりARPMAUが上昇することを想定。そのため、第3四半期と比べて約15%の売上高増加を見込む。
E)「シノビナイトメア」に関しては、12月度に実施した大規模アップデートにより、MAU、ARPMAUともに好調に推移することを想定。そのため、第3四半期と比べて約130%の売上高増加を見込む。
F)「ブレイジングオデッセイ」に関しては、大規模アップデートを実施予定であることから、一時的にKPIが低下することを想定。そのため、第3四半期と比べて約80%の売上高減少を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903