全世界で爆発的にヒットした人気アプリ「ねこあつめ」が映画『ねこあつめの家』として実写化され、4月8日(土)より、新宿武蔵野館など全国公開中だ。4月8日、映画「ねこあつめの家」初日舞台挨拶の舞台挨拶が行われ、公式レポートが公開された。
<以下、公式レポートより>
主人公の売れない小説家・佐久本を演じるのは、「電車男」から「とと姉ちゃん」まで幅広い役柄をこなす演技派・伊藤淳史。本作のヒロインでもあり、佐久本を支える新人編集者・ミチル役に、『㼀HE O㼁㼀㻿IDE㻾(原題)』にてハリウッドデビューを果たした実力派女優であり、大の猫好きの顔を持つ忽那汐里。また、田口トモロヲ、木村多江、大久保佳代子ら個性的な面々が楽しくワイワイと映画を包みます!
そして、ねこたちにも大注目。メインねこ、ちゃはちさんを演じてくれたのは、「うめほのり」のCMなどで活躍するシナモン。その他にも、連続テレビ小説「あまちゃん」のドロップ、ドラマ「最高の離婚」のゆずなど多数のスターねこが自然体な名演技を披露しています。アプリファンならずとも楽しめる、モフモフなねこまみれ映画の誕生です。
映画「ねこあつめの家」初日舞台挨拶のご報告
■日時:4月8日(土)
■場所:新宿武蔵野館
■登壇:伊藤淳史、忽那汐里、大久保佳代子、蔵方監督 / シナモン、ドロップ
映画「ねこあつめの家」初日舞台挨拶に主演の伊藤淳史、編集者・ミチル役の忽那汐里、おかしな不動産屋役の大久保佳代子、蔵方監督が登壇した。本日無事初日を迎えられたことについて、主演の伊藤は「皆さんに見ていただけるこの日を待ち望んでいました。作品の巣立ちを実感しています」としみじみコメントした。
映画では本作が初の共演となる伊藤淳史と大久保佳代子。バラエティ番組でのゲスト共演はあるものの、初めてまともに絡んだといい、伊藤は大久保の印象を”とても真面目な人”と語る。「大久保さん、実はすごく真面目な方なんです。演技について監督にも何度も質問していたのが印象的でした。出演シーンもそんなに多くなくて、わざわざ舞台挨拶するほどの分量じゃないんですけど...(笑)」という伊藤の発言に、「見逃さないで!」とすかさず大久保がコメントする場面もあった。大久保の真面目さは監督からも折り紙つき。「生来の真面目な性格とは逆の、主人公を振り回す役を面白おかしく演じてくれた」と絶賛すると、「撮影が真夏で炎天下だったから、早く終わらせたかったんで...」とぶっちゃけた。忽那と大久保も同じく初共演だという。初めて会うという忽那に大久保は「20年前の私を見てるようですね。忽那さんも20年後こうなるよ」とニヤけた。
本作でたくさんの猫に囲まれた伊藤は、“特にイチオシなのはシナモン”と推し猫がいることを明かす。「シナモンは本当に優秀で、台本通りに表現ができるんです。人間なら理解できるけど、到底猫にはわからないような細かい指示なのに、一発OKだったこともあります。さすがエース猫!と思いましたね」
■キャスト&監督からの意気込みコメントだニャン!
MCから“語尾にニャンをつけて、意気込みを!”とフリがあり、それぞれ照れつつもコメントを述べた。
伊藤淳史
「猫がとってもかわいいのはもちろんですが、それだけの映画ではありません。心温まるストーリーで見た方はきっと癒されるはず。大切な人や友達と一緒に見て欲しいニャン」
忽那汐里
「皆さんにぜひこの映画を楽しんで欲しいニャン(照)」
大久保佳代子
「子供からお年寄り、40代のすさんだ心だって癒される映画です。カップルは見た後にニャンニャンしたらいいんじゃないかニャン!」
蔵方監督
「日常で疲れたり、何かうまくいかないことがあった時に本作を観て、かろやかでゆるやかな気持ちになってくれたらうれしいニャン」
■ストーリー
若くして新人賞を受賞し、一躍人気作家となった小説家、佐久本勝(伊藤淳史)。現在は大スランプ中で、ヒマに任せてエゴサーチをしては、さらにドツボにハマる毎日。担当編集者のミチル(忽那汐里)は、そんな佐久本を励ますが、若さあふれる熱血アドバイスは、逆に佐久本には苦しいだけだった。ある夜、不思議な占い師から予言を受け、おかしな不動産屋(大久保佳代子)の勧めで、佐久本は、多古町という片田舎の古民家に逃げるように移り住むことを決める。しかし、場所は変われど暮らしは変わらず、生活は下降線をたどる一方。ミチルの先輩編集者、浅草(田口トモロヲ)には、見放されたようだ。
そんなある日、途方に暮れて縁側で庭を眺めていると、1匹の猫がふらりとやってくる。し䜀し見つめあう、佐久本と猫だが、ほどなくして、猫は庭から出て行ってしまう。猫にも見捨てられたと落ち込むが、どうしても猫が気になり、 ペットショップの店主・洋子(木村多江)からアドバイスを受けて庭作りを始める...。こうして、若き小説家の「ねこあつめ」の生活が始まった―。