【ゲーム株概況(4/13)】『アナザーエデン』の好スタート材料にグリーが買われる　サイバーステップは5日続伸　業績予想下方修正のSHIFTはS安

4月13日の東京株式市場では、日経平均株価は3日続落となり、前日比125.77円安の1万8426.84円で取引を終えた。トランプ米大統領のドル高をけん制する発言などもあって、為替が1ドル＝108円台と大きく円高方向に振れたことで、輸出関連企業を中心に売り物が先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サイバーステップ<3810>が5日続伸して、この日もストップ高となるなど買い基調を継続したほか、グリー<3632>が終日プラス圏での推移となるなど強さを見せた。グリーは、子会社Wright Flyer Studiosがスマートフォン向け新作RPG『アナザーエデン 時空を超える猫』を配信開始し、App Storeの無料ランキングで早くも2位に入るなど好スタートを切っていることが好感されたもよう。

また、アエリア<3758>が連日の高値更新となったほか、ドリコム<3793>やマイネット<3928>、ボルテージ<3639>なども高い。

半面、為替の円高の業績への懸念もあって任天堂<7974>が売られ、DeNA<2432>やカプコン<9697>などもさえない。

周辺株では、前日4月12日に2017年8月期の第2四半期と通期の業績予想の下方修正を発表（関連記事）したSHIFT<3697>がストップ安まで売り込まれた。



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