【アクセルマーク決算説明会①】『ワクサガ』は「一部キャラのステータスが強すぎてバランス悪化」(尾下社長) 足元はアクティブユーザーも回復基調に
アクセルマーク<3624>は、5月1日、東京都内で2017年9月期の第2四半期(10~3月)の決算説明会を開催した。説明会では、同社の尾下順治社長が第2四半期の業績概要と各事業の状況、そして第3四半期の業績予想の説明を行った。今回はその中から同社の主力タイトル『ワールドクロスサーガ -時と少女と鏡の扉-』(以下『ワクサガ』)のアクティブユーザー数の推移について取り上げたい。
先日4月28日に発表した第2四半期業績予想の下方修正の要因ともなった『ワクサガ』のアクティブユーザー数の減少だが、これは「一部キャラクターのステータスが強すぎた」(尾下社長)ため、ゲーム内バランスが悪化したことが要因になったという。「そのキャラクターを入手できなかったユーザーのゲーム離れが進んだ」(同)ということのようだ。
そのため、2月から立て直しを図り、同時にプロモ―ションの抑制も行ったため、3月にかけてアクティブユーザーがさらに大きく落ち込んだとのこと。
なお、3月の後半ごろからアクティブユーザー数は回復基調に入り、4月からはプロモーションも再開したことで状況はかなり改善してきているもようだ。
(編集部:柴田正之)
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624