CRIミドルウェア、第2四半期は営業益61%減の4200万円…米国・中国で「CRIWARE」の収益化に遅れ 「CRI DietCoder」も想定下回る

CRI・ミドルウェア<3698>は、5月11日、第2四半期累計(16年10月~17年3月)の連結を発表し、売上高6億1100万円(前年同期比0.2%増)、営業利益4200万円(同66.7%減)、経常利益4500万円(同61.1%減)、最終利益3000万円(同59.3%減)だった。
 


同社では、「CRIWARE」の新規顧客の獲得と、採用拡大に向けて、営業体制を強化して注力したという。米国と中国市場においてはミドルウェアブランド「CRIWARE」の浸透に時間を要しており、収益化に遅れが生じている、としている。

新規分野は、動画圧縮技術「CRI DietCoder」を軸に、日立ハイテクノロジーズと工場向け監視カメラソリューション開発で提携し、市場開拓に取り組んだが、受注を見込んでいた映像配信事業者向けライセンスの契約が想定通りに進まなかった。

2017年9月通期は、売上高15億円(前期比12.4%増)、営業利益2億7000万円(同17.3%減)、経常利益2億6500万円(同15.6%減)、最終利益1億8600万円(同8.5%減)を見込む。
 
株式会社CRI・ミドルウェア
http://www.cri-mw.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社CRI・ミドルウェア
設立
2001年8月
代表者
代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
決算期
9月
直近業績
売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3698
企業データを見る