【PS VR】SFシューター『Farpoint』がリリース 対応コントローラーを使用した圧倒的な没入感とは?
ソニー・インタラクティブエンタテインメントが、6月22日に発売したリアル体感型のSFシューティング『Farpoint』と、6月29日に発売する360°アリーナで繰り広げられる全方位シューティングバトル『Starblood Arena』を発売前に体験することができたので、その内容をお届けしよう。
今回は『Farpoint』についてお届けする。
■『Farpoint』対応のコントローラーを使用した圧倒的な没入感とは?
『Farpoint』は、未来を舞台にした1人称視点のシューティングゲームだ。宇宙で発見された「無限のエネルギー」を研究するために造られた宇宙ステーション「ピルグリム」。研究者であるエヴァとグラント、そして「ピルグリム」の連絡船ワンダラー号のパイロットであるプレイヤーは、「無限のエネルギー」から突然発生したワームホールに吸い込まれ未知の惑星へ辿り着いてしまう。
プレイヤーは襲いくる生命体との戦いを繰り広げながら、離ればなれになったエヴァとグラントを探し出し、惑星からの脱出を目指すという内容だ。
▲PlayStation VR シューティングコントローラー
筆者が子供の頃に見ていた映画のような内容ではあるが、その時と圧倒的に異なるのは、PlayStation VRを装着し、銃の形をしたシューティングコントローラーを使用することによって、「自身がその惑星で実際に戦うことができる!!」と言っても過言ではないところだ。
プレイヤーがたどり着いた未知の惑星は友好的ではない生命体が多数おり、"当然"襲い掛かってくる。プレイヤーはそれを迎撃していくことになるのだが、この時にPlayStation VR シューティングコントローラーでプレイすることによって、今までにない程熱中をしてしまうのだ。
通常FPS視点のゲームは、マウスとキーボードの組み合わせや、DUALSHOCK 4などのコントローラーのアナログスティックを使って狙いを定めるため、正直ゲーム初心者には敷居が高い面がある。だがPlayStation VR シューティングコントローラーを使うことで、敵に対して銃口を向け、トリガーを引いて攻撃をするという一連の流れが、非常に直感的にできるようになっている。
今まで操作の面でFPSゲームを敬遠していた人にとってもこれは朗報だろう。またPlayStation VRを装着することによっての没入感は絶大だ。3D立体映像で製作された惑星は非常に存在感があり、転落したら生きては戻れないような足場の悪いシーンでは、高所恐怖症の筆者は思わず手に汗をかいてしまう。
敵の存在も様々で、クモのような原始的な生物から、重火器やドローンを駆使して攻撃を仕掛けてくる異星人などが存在している。身一つで迫ってくるクモのような生き物の中には思わずのけぞるような巨大な種もおり、鬼気迫る戦闘を行うことができるだろう。
異星人に関しては、重火器を持った状態で攻撃を行ってくるため、身を隠しながら撃ち返すという近代的な戦闘となり、その時々に応じた戦い方が必要となる。実際にプレイヤーが物陰に身を潜ませながら戦うことが多々あり、サバイバルゲームを未知の惑星行っているような緊張感に包まれる。
『Farpoint』は圧倒的なクオリティで製作されているため、DUALSHOCK 4でプレイをしても非常に楽しめるだろう。だがPlayStation VR シューティングコントローラーを使用することで、もう何段階も上の体験をすることが可能だ。
発売前にも関わらずPlayStation VR シューティングコントローラーは手に入りにくくなっているものの、もし購入できた際はプレイしてみよう、今までにない体験ができるはずだ。また今後も同コントローラーを使ってプレイできるタイトルが発売されることが期待されており、シューターなら必須のアイテムとなるだろう。
■作品概要
タイトル:『Farpoint』
発売日:6月22日
フォーマット:PlayStation 4
ジャンル:シューティング
CERO:D
プレイ人数:1~2人
価格:タイトル単体5900円(税別)、PS VR シューティングコントローラー同梱版 8900円(税別)
©2017 Sony Interactive Entertainment America LLC
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)
- 設立
- 1993年11月
- 代表者
- 暫定CEO 十時 裕樹