一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、2010年の家庭用ゲームソフトとハードの国内・海外向けの総出荷額は、前年比21.1%減の1兆7975億円だったと発表した。
これは、先に発刊した『2011CESAゲーム白書』に掲載されているもので、内訳はソフトウェアが同11.6%減の6705億円、ハード同24.4%減の1兆1269億円だった。国内に限ると、ソフトウェアの出荷額は同2.6%増の2591億円と増加したのに対し、ハードは同33.9%減の1667億円となった。
また、出荷額をもとに推計した国内の市場規模については、同5.3%減の5321億円とマイナスだった。内訳は、ソフトは同2.9%減の3442億円、ハードが17.4%減の1879億円だった。
なお、2010年発売タイトルのうちミリオンセラータイトルは、全7タイトルだった。「ポケットモンスター ブラック/ホワイト」(2本で1タイトル)の出荷本数が526万本となり、第2位は「モンスターハンターポータブル 3rd」400万本の出荷だったという。