【モバイルファクトリー決算説明会②】新作『レキシトコネクト』は「『駅メモ!』に及ばないタイトルに」(宮嶌氏) 2Qで早期の減価償却を実施
モバイルファクトリー <3912> は、7月21日、東京都内で決算説明会を開催した。説明会では、同社の宮嶌代表取締役CEOが今回発表された2017年12月期第2四半期(1~6月)決算における注目のポイントを説明した後、質疑応答が行われた。今回はその中から同社が今年3月15日にリリースした新作位置情報ゲーム『レキシトコネクト』についての話題を取り上げたい。
同社の持つ位置情報ゲームのノウハウを全て注ぎ込むなど期待の高かった『レキシトコネクト』だが、「残念ながら『駅メモ!』に及ばないタイトルにとどまっている」(宮嶌氏)とのこと。そのため、売上高・KPIから見て早期償却すべきという判断に基づき、この第2四半期で早期の減価償却を実施した。この減価償却費の増加が業績の四半期推移(QonQ)での減益の一因となっている。
なお、早期にサービスを閉じるということではなく、リソースを好調な『駅メモ!』に振り分け、『レキシトコネクト』は「リソースは下げて運用していく」(同)としていた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912