セガサミーHDが急反落…一時1400円台割れ 1Qでのデジタルゲーム分野の苦戦が売り材料に

セガサミーホールディングス<6460>が朝方から売り先行の展開となり、一時1400円台割れまで急反落した。

前日8月3日に発表した2018年3月期の第1四半期(4~6月)の連結決算は、パチンコ遊技機の好調による遊技機事業の好転で大幅増収増益となったものの、エンタテインメントコンテンツ事業、中でもスマホゲームを含むデジタルゲーム分野が売上高が同21%減の95億円、営業利益が同50%減の12億円と大幅な減収減益になったことが嫌気されている。

好調だった遊技機事業も10月1日以降に新たな自主規制が適用されるなど不透明な要素が多く、先行きの業績に対する警戒感が市場で広がっているようだ。
 

■関連銘柄
セガサミーHD、1Qは売上高51%増、営業益5.4倍と大幅増収増益を達成 パチンコ遊技機好調で遊技機事業が収益ともに急改善

セガサミーHD、1Qのデジタルゲーム分野は大幅減収減益に 国内配信タイトル数が25タイトルに減少 主力タイトルの売り上げも苦戦

 
セガサミーホールディングス株式会社
http://www.segasammy.co.jp

会社情報

会社名
セガサミーホールディングス株式会社
設立
2004年10月
代表者
代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
決算期
3月
直近業績
売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6460
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