9月12日の東京株式市場では、日経平均株価は大幅続伸。前日比230.85円高の1万9776.62円で取引を終えた。国連安保理で北朝鮮への制裁決議が最多託されたが、市場への影響は限定的だった。為替が1ドル=109.50円台まで円安にふれたことが手がかり材料となった。
こうしたなか、全体相場におけるリスクオフムードが後退したこともあり、ネット関連株やゲーム関連株も総じて買いが入ったようだ。エヌジェイホールディングス<9421>や、Aiming<3911>、モバイルファクトリー<3912>、サイバーステップ<3810>などの上昇が目立った。
他方、gumi<3903>が大幅続落。前日発表した第1四半期決算は期初予想を大きく上回る着地となったものの、前四半期比で減益となったことや、次の四半期も減益見通しとしたことが嫌気された。同社はこの日の引け後に、東京都内で証券アナリスト・機関投資家向けの決算説明会を開催した。エイチーム<3662>もさえない。
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