モブキャスト、大和証券を割当先とする新株予約権を発行…すべての権利行使で約19億円を調達　新作開発費や子会社のM&A資金に充当

モブキャスト<3664>は、9月20日、大和証券を割当先とする第27回新株予約権と第28回新株予約権（行使条件付）を発行することを発表した。

発行予定個数は、第27回新株予約権、第28回新株予約権ともに1万2000個の合計2万4000個で、新株予約権の払込総額は1248万円となる（第27回新株予約権は1個あたり679円、第28回新株予約権は1個あたり361円）。新株予約権がすべての権利が行使された場合は、手取り概算額で19億7748万円を調達する見通し。

調達した資金の使途については、『モバプロ2 レジェンド』などに続く新規ゲームタイトルの開発及び国内外での配信をさらに加速させるとともに、2017年4月に設立した、IPやエンターテインメントコンテンツの取得、再生を行う子会社モブキャスト・エンターテインメントのM&A資金に充当する予定としている。

なお、今回の新株予約権は第27回新株予約権は下限行使価額が495円、第28回新株予約権は660円に設定されており、第28回新株予約権には同社の業績向上を達成した後に行使されることを前提とした行使条件（直前四半期の営業黒字化）も設定されている。

■調達する資金の具体的な使途
①IP及びライセンス取得費7億円（2017年10月～2019年9月）
②子会社における将来想定するM&A費用5億円（2017年10月～2019年9月）
③新規ゲームタイトルの開発費4億円（2017年10月～2019年9月）
④新規ゲームタイトルの配信に伴う広告宣伝費3億7748万円（2018年3月～2019年9月）