アクロディア、ソリューション事業部のゲーム関連の一部開発事業（旧Xioの事業）を譲渡…譲渡価格は8300万円

アクロディア<3823>は、9月28日、札幌市のゲーム開発会社pixydaにソリューション事業部のゲーム関連の一部開発事業（旧Xioの事業）を譲渡することを発表した。譲渡価格は8300万円。

Xioは、ゲームソフトの受託開発、受託運営、共同開発および自社開発運営事業を行っており、幅広いジャンルで高い開発・運営実績とノウハウを保有していることから、アクロディアのゲーム・アプリ開発・運営部門を補完し、社内リソースの効果的運用と収益性向上の向上を図るとともに、自社開発運営事業においては、新規ソーシャルゲームを自社開発することで、ゲームやアプリのラインアップの充実を図ることを目的に事業に取り組んできた。

しかし、新規案件の不発による終了や大型契約の大幅な遅延などにより収益において当初予算を大幅に下回る成績が続いていることから、同社グループの収益改善に向けた事業やサービスの選択と集中を強化する中において、今回の事業譲渡が決定した。

なお、譲渡事業の2016年8月期の業績は売上高は4億1100万円で、資産、負債はないとしている。また、今回の譲渡によるアクロディアの2017年8月期の連結業績に与える影響については軽微である見込みだが、現在精査中であり、見通しが明らかになり次第、速やかに開示する予定だ。