ドワンゴは、10月17日、東京建物、サンケイビルの2社が現在推進中の「(仮称)豊島プロジェクト」で、最新の映像技術や通信技術を駆使した未来型ライブ劇場「ニコファーレ池袋」および最先端のインターネット放送を特徴とする新たなサテライトスタジオを2019年にオープンすると発表した。
「(仮称)豊島プロジェクト」では、豊島区が掲げる「国際アート・カルチャー都市」のシンボルとして、多様な文化の発信や新たなにぎわいの創出を目指し、(仮称)新区民センターを合わせ8つの劇場空間の整備が計画されている。そのうちの1つとして、2019年に、豊島公会堂跡地の「B敷地」内の新ホール棟1階に未来型ライブ劇場がオープン。
これにともない、本劇場のネーミングライツをドワンゴが取得し、このたび「ニコファーレ池袋」と命名した。「ニコファーレ池袋」は、フジサンケイグループの音楽・映像ソフトメーカーであるポニーキャニオンが運営管理を行い、ドワンゴはコンテンツ企画や技術面で協力。通常の音楽ライブだけでなく、最新技術とインターネットを使用したバーチャルキャラクターによるライブパフォーマンスやアニメ・ゲーム関連のステージイベントなどを行う。
また、同新ホール棟1階・店舗部分にオープンするサテライトスタジオでは、niconico特有のコメント機能を活用した演出を織り交ぜながら多彩なエンタテインメントコンテンツをインターネット放送で配信する。
ドワンゴでは、池袋が拠点となる新たな「ニコファーレ池袋」とサテライトスタジオの誕生により、「(仮称)豊島プロジェクト」の価値をより一層高めるとともに、池袋エリアの新たなにぎわい創出と「国際アート・カルチャー都市」形成に寄与できるよう、今後も池袋エリアの国際競争力向上に貢献していきたい、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドワンゴ
- 設立
- 1997年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 夏野 剛
- 決算期
- 9月