【決算カレンダー】ゲーム関連企業の7~9月決算発表が今週末よりスタート…スマホゲーム好調のグリー、サイバーエージェントのゲーム事業は復調なるか
2017年7~9月期の決算発表シーズンが始まり、ゲーム関連企業の決算発表も今週末より開始となる。2018年3月期決算企業にとっては、第2四半期決算発表となり、ここまでの上期の取り組み・実績によって下期の展望に変化が生じていないか確認する重要な節目となる。
また、このタイミングで本決算を迎えるのが9月期決算銘柄で、主だったところでは、サイバーエージェント<4751>やコロプラ<3668>、アクセルマーク<3624>、オルトプラス<3672>などが該当する。
今回の記事では、この決算シーズンの前半戦として10月中に決算発表を行う企業を取り上げるが、その中で本決算を発表するのは、10月26日に予定しているサイバーエージェントとなる。ほか、モバイルファクトリー<3912>が10月20日、LINE<3938>が10月25日、コーエーテクモHD<3635>が10月26日、グリー<3632>とAiming<3911>が10月27日、enish<3667>とドリコム<3793>、任天堂<7974>が10月30日、ガンホー<3765>とマーベラス<7844>、コナミHD<9766>が10月31日にそれぞれ発表を予定している。
なお、Social Game Infoでは、この決算発表シーズンも決算記事を随時更新していくほか、決算説明会のレポートも引き続き、リソースの許す限り行っていく方針だ。
先日10月2日に第1四半期(7~9月)の連結業績予想の上方修正を発表しており、今回発表される業績数字自体にはサプライズはないと思われるが、修正の理由にゲーム・エンタメ事業の好調を挙げており、第2四半期以降のそれらの寄与をどう見込んでいるのかに関心が募る。まずは第1四半期決算発表とともに開示される第2四半期の業績予想を見極めたい。
7月に発表した第2四半期業績見通しは、『みんゴル』の寄与などにより大幅な増収となるものの、その『みんゴル』を含めた新作の開発費用の計上などにより、費用が先行する予想となっている。また、先日の「東京ゲームショウ2017」において、バンダイナムコエンターテインメントとの合弁会社BXDのローンチタイトル発表などが行われたが、これが同社にとってどのようにプラスに働いてくるのかも気になるところ。
7月に発表した第3四半期(4~6月)決算は、ゲーム事業が減収減益となったが、これが一過性のものなのか、それとも一度ピークアウトしていく過程にあるのか確認する上で今回発表される第4四半期(7~9月)決算は1つの試金石となってくる。また、期中はアプリボットの新作『神式一閃 カムライトライブ』とWithEntertainmentの新作『セブンズストーリー』がリリースとなったが、これらの足元の動向がどうなっているのかにも注目したい。
また、このタイミングで本決算を迎えるのが9月期決算銘柄で、主だったところでは、サイバーエージェント<4751>やコロプラ<3668>、アクセルマーク<3624>、オルトプラス<3672>などが該当する。
今回の記事では、この決算シーズンの前半戦として10月中に決算発表を行う企業を取り上げるが、その中で本決算を発表するのは、10月26日に予定しているサイバーエージェントとなる。ほか、モバイルファクトリー<3912>が10月20日、LINE<3938>が10月25日、コーエーテクモHD<3635>が10月26日、グリー<3632>とAiming<3911>が10月27日、enish<3667>とドリコム<3793>、任天堂<7974>が10月30日、ガンホー<3765>とマーベラス<7844>、コナミHD<9766>が10月31日にそれぞれ発表を予定している。
なお、Social Game Infoでは、この決算発表シーズンも決算記事を随時更新していくほか、決算説明会のレポートも引き続き、リソースの許す限り行っていく方針だ。
【注目銘柄①】グリー<3632>
先日10月2日に第1四半期(7~9月)の連結業績予想の上方修正を発表しており、今回発表される業績数字自体にはサプライズはないと思われるが、修正の理由にゲーム・エンタメ事業の好調を挙げており、第2四半期以降のそれらの寄与をどう見込んでいるのかに関心が募る。まずは第1四半期決算発表とともに開示される第2四半期の業績予想を見極めたい。
【注目銘柄②】ドリコム<3793>
7月に発表した第2四半期業績見通しは、『みんゴル』の寄与などにより大幅な増収となるものの、その『みんゴル』を含めた新作の開発費用の計上などにより、費用が先行する予想となっている。また、先日の「東京ゲームショウ2017」において、バンダイナムコエンターテインメントとの合弁会社BXDのローンチタイトル発表などが行われたが、これが同社にとってどのようにプラスに働いてくるのかも気になるところ。
【注目銘柄③】サイバーエージェント<4751>
7月に発表した第3四半期(4~6月)決算は、ゲーム事業が減収減益となったが、これが一過性のものなのか、それとも一度ピークアウトしていく過程にあるのか確認する上で今回発表される第4四半期(7~9月)決算は1つの試金石となってくる。また、期中はアプリボットの新作『神式一閃 カムライトライブ』とWithEntertainmentの新作『セブンズストーリー』がリリースとなったが、これらの足元の動向がどうなっているのかにも注目したい。
発表予定日 | コード | 会社名 | 決算期末 | 種別 |
10月20日 | 2656 | ベクター | 3月 | 2Q |
10月20日 | 3912 | モバイルファクトリー | 12月 | 3Q |
10月25日 | 3688 | VOYAGE GROUP | 9月 | 本決算 |
10月25日 | 3938 | LINE | 12月 | 3Q |
10月26日 | 3635 | コーエーテクモHD | 3月 | 2Q |
10月26日 | 4348 | インフォコム | 3月 | 2Q |
10月26日 | 4751 | サイバーエージェント | 9月 | 本決算 |
10月26日 | 9437 | NTTドコモ | 3月 | 2Q |
10月27日 | 3632 | グリー | 6月 | 1Q |
10月27日 | 3911 | Aiming | 12月 | 3Q |
10月27日 | 4347 | ブロードメディア | 3月 | 2Q |
10月27日 | 4689 | ヤフー | 3月 | 2Q |
10月27日 | 4816 | 東映アニメーション | 3月 | 2Q |
10月27日 | 9478 | SEHD&インキュベーションズ | 3月 | 2Q |
10月30日 | 3667 | enish | 12月 | 3Q |
10月30日 | 3793 | ドリコム | 3月 | 2Q |
10月30日 | 7974 | 任天堂 | 3月 | 2Q |
10月30日 | 9438 | エムティーアイ | 9月 | 本決算 |
10月31日 | 2497 | ユナイテッド | 3月 | 2Q |
10月31日 | 3765 | ガンホー | 12月 | 3Q |
10月31日 | 4644 | イマジニア | 3月 | 2Q |
10月31日 | 4676 | フジ・メディアHD | 3月 | 2Q |
10月31日 | 6758 | ソニー | 3月 | 2Q |
10月31日 | 7844 | マーベラス | 3月 | 2Q |
10月31日 | 9766 | コナミHD | 3月 | 2Q |
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793