【決算説明会速報】モバイルファクトリー、「『駅メモ!』は足元10月も過去最高のDAUを更新」(深井氏) 積極的なプロモでユーザーのすそ野が拡大
モバイルファクトリー <3912> は、10月20日、東京都内で決算説明会を開催した。説明会では、同社の宮嶌代表取締役CEOは今回育休を取得中であるため、深井取締役が壇上に立ち、今回発表された2017年12月期第3四半期(1~9月)決算における注目のポイントを説明した後、質疑応答が行われた。今回はその中から主力タイトル『ステーションメモリーズ!』(以下『駅メモ!』)についてを取り上げたい。
同社は、前回の決算説明会で方針を説明した通り、『駅メモ!』についてはマーケティングの強化を進めており、積極的なプロモーションによってユーザー数の拡大を目指していく施策を取っている。その効果もあって「3Qはユーザー数が伸び、足元10月も過去最高のDAUを更新している」(深井氏)とのこと。ただ、その一方で、現状は課金ユーザーを増やしていくような施策には積極的には注力しておらず、それが四半期売上高の減収という形になったようだ。
なお、第4四半期についても広告宣伝費は「効果さえあえば躊躇なく出していきたい」(同)としており、第3四半期と同様にユーザー数の拡大に主眼を置いた積極的なプロモーションが展開される方針だ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912