NVIDIAは、「Windows 10 Fall Creators Update」で提供のあった「Windows Mixed Reality Headset」用Game Ready ドライバーのリリースを発表した。
NVIDIAは、このアップデートにおいて同社の GPU が優れた VR 体験を提供できるよう、Microsoft と緊密に連携していたという。これによってパフォーマンスとレイテンシを最適化、スムーズな、途切れのないVRゲームプレイを実現することで、最高の体験を提供できるようにしているとのこと。
既にAcer、Dell、HP、Lenovo、Samsungをはじめとする大手 OEM から「Windows Mixed Reality Headset」の販売を開始している。
同ヘッドセットでは「インサイドアウトトラッキング」という、外部カメラや外部センサーがなくても、ヘッドセットの空間位置情報を追跡できるようになるため、ユーザーがこれまでよりもずっと簡単に VR のセットアップと構成を行えるようになった。
なお、NVIDIAは、Windows Mixed Reality Headsetで最適な VR 体験を得るには、GeForce GTX 1060 またはそれ以上の性能のVR ReadyGPUをすすめているという。
それは没入感の高い VR を実現することは複雑な課題であり、従来の 3D アプリケーションやゲームの 7 倍ものグラフィックス処理能力が必要になるためとしている。
またユーザーが適切なデスクトップ PC やノートブック PC を簡単に見つけられるようにするため、VR Ready PC プログラムを用意した。
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