【速報1】サイバーエージェントのゲーム事業、4Q売上高は過去最高 既存タイトル寄与 広告宣伝増で営業減益 サムザップとCygamesの新作に期待
サイバーエージェント<4751>の藤田晋社長(写真)は、この日(10月26日)、東京都内で開催した決算説明会で、ゲーム事業の売上高が前四半期比(QonQ)で8.6%増の363億円と過去最高を更新したことを明らかにした。
『アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ』や『グランブルーファンタジー』など既存主力タイトルの運用が好調に推移した。「2017年にリリースしたタイトルが順調に育っている」。
ただ、営業利益については同24.1%減の52億円だった。これは『グランブルーファンタジー』や『Shadowverse』『バンドリ!ガールズパーティ!』などの広告宣伝を強化したためだ。「QonQで広告宣伝費を20億円増やしたが、単にユーザー獲得だけでなくブランド力強化にもかなり使った」という。次の四半期では減る見通し。
なお、2018年9月期においては、10本の新作をリリースする予定だ。サムザップ『戦国ASURA』や、Cygamesの『プリンセスコネクト!Re:Dive』と『LOST ORDER』などに「かなり期待している」とコメント。このほか、アニメなどの他社IPを使った作品の開発も進めているそうだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高8029億9600万円、営業利益418億4300万円、経常利益414億7500万円、最終利益162億4600万円(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751