サイバーエージェント<4751>は、この日(10月26日)、東京都内で開催した決算説明会で、インターネット広告事業の2017年9月期の売上高と営業利益が過去最高を更新したことを明らかにした。スマートフォンのインフィード広告と動画広告がけん引しており、市場の拡大ペースを上回る成長スピードを見せている。
インターネット広告の通期の業績は、売上高が前の期比18.7%増の2081億円、営業利益が同23.5%増の187億円だった。また、第4四半期をみると、売上高が前年同期比16.3%増の557億円、営業利益が同5.7%増の446億円だった。
注力分野を見ると、インフィード広告は同15.8%増の126億円だった。ここ数四半期は横ばいが続いていたが、『LINE』のインフィード広告の在庫が増えたこと、クライアントが増えたことで再度伸びたそうだ。
また、動画広告も同1.6倍の86億円と急成長を見せている。藤田社長によると、ナショナルクライアントが増えているとのこと。AbemaTVなど動画事業に注力していることが受注につながっているのではとコメントした。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751