メタップス、連結財務諸表の誤謬について過年度分の四半期決算短信を訂正 四半期報告書の訂正報告書を提出

メタップス<6172>は、本日(10月30日)、10月20日公表の「2017年8月期四半期連結財務諸表に関する誤謬の判明及び2017年8月期通期業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ」で開示した連結財務諸表の誤謬について、過年度分の四半期決算短信の訂正を公表するとともに、四半期報告書の訂正報告書を提出したことを発表した。

(以下、適時開示資料より)

1.訂正する四半期決算短信及び四半期報告書

四半期決算短信
平成29年8月期 第1四半期決算短信[IFRS](連結)
平成29年8月期 第2四半期決算短信[IFRS](連結)
平成29年8月期 第3四半期決算短信[IFRS](連結)

四半期報告書
第10期 第1四半期(自 2016年9月1日 至 2016年11月30日)
第10期 第2四半期(自 2016年12月1日 至 2017年2月28日)
第10期 第3四半期(自 2017年3月1日 至 2017年5月31日)

2.訂正の経緯及び理由
①Smartcon Co. Ltd.の会計処理について
2017年8月期通期の決算作業の過程において、当社連結子会社であり、2017年8月期第1四半期に株式取得したSmartcon Co. Ltd.(以下「Smartcon社」)の財務数値をIFRSにおいて再度精査した結果、これまで会計上認識していた数値と新たに算出された数値に差異が生じていたことから、Smartcon社の過去5年分の財務数値について調査・分析を行いました。

調査・分析の結果、Smartcon社が展開する電子クーポン事業の売上の計上方法について、一部IFRSの基準にそぐわない処理があったことが判明いたしました。電子クーポン事業においては、販売時、使用時、使用期限及び消滅時効(5年)というタイミングがあり、その中で、一部取引の売上高について、本来収益認識すべきクーポン使用時ではなく販売時に行われていたため、当該取引について、収益認識をクーポン使用時に変更し、売上から前受金に振り替えた。また、原価が発生しないクーポン失効益の認識時期をクーポンの使用期限から債権の消滅時効が経過するまで繰り延べることといたしました。

②Metaps Plus Inc.株式売却時の会計処理について
また、2016年12月26日公表の「連結子会社株式の一部譲渡に伴う譲渡益(特別利益)計上に関するお知らせ」の通り、当社は子会社であるMetaps Plus Inc.の一部株式を海外投資ファンドに売却いたしました。

その際の契約に付与された買戻条項を、IFRSにおいて負債計上すべきところ、当該処理が見落とされていたことが判明いたしました。

3.訂正の内容
上記理由に伴う誤謬の訂正による各四半期における影響額は、以下の通りです。
 
株式会社メタップス
https://metaps.com/

会社情報

会社名
株式会社メタップス
設立
2007年9月
代表者
代表取締役社長 山﨑 祐一郎
決算期
12月
上場区分
東証グロース
証券コード
6172
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