ハピネット<7552>は、12月11日、同社の子会社が音楽・映像商材の販売を行う星光堂の音楽・映像商材の卸売部門を会社分割により承継することを発表した。
今般、音楽や映像のソフト配信の進展等の影響を受け、音楽・映像パッケージ市場は低迷しており、パッケージの卸業界は継続的な受注減少という厳しい環境下にある。その中で、業界最大手の星光堂から音楽・映像商材の卸売事業を承継することにより、市場に密着したサービスの提供、物流機能やシステム等の共通利用の充実を図ることで、両社の強みを活かした全国ネットの流通網をさらに強化し、各得意先とのより強固な関係の構築を図るとともに数多くのメーカーとの連携強化により市場拡大に努めていくことが今回の事業承継の目的となる。
星光堂は、音楽・映像商材の卸売事業の業界最大手として音楽・映像パッケージ商材の普及に貢献してきたが、市場の急速な落ち込みにより4年連続の営業赤字となり、非常に厳しい状況で推移してきた。星光堂は販売管理費の削減等により財務体質の改善等を図ってきたが、自主再建が困難な状況により、産業競争力強化法に基づく特定認証紛争解決手続(以下「事業再生ADR手続」)の利用申請を行った。
ハピネットは、星光堂の全ての金融債権者が同社の提案による事業承継および星光堂の事業再生計画案に同意し、事業再生ADR手続が成立することを、今回の会社分割の前提条件としている。
▼事業承継のスキーム
<分割後の子会社の概要(予定)>
商号:株式会社星光堂マーケティング(以下、「星光堂マーケティング」)
主たる事業内容:音楽・映像商材の卸売
資本金:1000万円
決算期:3月31日
大株主及び持株比率:株式会社ハピネット(100.0%)
※詳細が決定致し次第、別途、開示を行う予定
<星光堂概要>
なお、今回の事業承継がハピネットの2018年3月期の業績(連結・個別)に与える影響は軽微としているが、中長期的には収益の向上に寄与するものと見込んでいるとしている。
今般、音楽や映像のソフト配信の進展等の影響を受け、音楽・映像パッケージ市場は低迷しており、パッケージの卸業界は継続的な受注減少という厳しい環境下にある。その中で、業界最大手の星光堂から音楽・映像商材の卸売事業を承継することにより、市場に密着したサービスの提供、物流機能やシステム等の共通利用の充実を図ることで、両社の強みを活かした全国ネットの流通網をさらに強化し、各得意先とのより強固な関係の構築を図るとともに数多くのメーカーとの連携強化により市場拡大に努めていくことが今回の事業承継の目的となる。
星光堂は、音楽・映像商材の卸売事業の業界最大手として音楽・映像パッケージ商材の普及に貢献してきたが、市場の急速な落ち込みにより4年連続の営業赤字となり、非常に厳しい状況で推移してきた。星光堂は販売管理費の削減等により財務体質の改善等を図ってきたが、自主再建が困難な状況により、産業競争力強化法に基づく特定認証紛争解決手続(以下「事業再生ADR手続」)の利用申請を行った。
ハピネットは、星光堂の全ての金融債権者が同社の提案による事業承継および星光堂の事業再生計画案に同意し、事業再生ADR手続が成立することを、今回の会社分割の前提条件としている。
▼事業承継のスキーム
<分割後の子会社の概要(予定)>
商号:株式会社星光堂マーケティング(以下、「星光堂マーケティング」)
主たる事業内容:音楽・映像商材の卸売
資本金:1000万円
決算期:3月31日
大株主及び持株比率:株式会社ハピネット(100.0%)
※詳細が決定致し次第、別途、開示を行う予定
<星光堂概要>
なお、今回の事業承継がハピネットの2018年3月期の業績(連結・個別)に与える影響は軽微としているが、中長期的には収益の向上に寄与するものと見込んでいるとしている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ハピネット
- 設立
- 1969年6月
- 代表者
- 代表取締役会長兼最高経営責任者 苗手 一彦/代表取締役社長兼最高執行責任者 榎本 誠一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3504億6100万円、営業利益86億7900万円、経常利益89億7400万円、最終利益65億8100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7552