クリエイティブフロンティアは、本日(1月29日)、世界初となるアニメ・コンテンツをつくる暗号通貨「アニコイン(Anicoin)」のICO(Initial Coin Offering) を2018年2月に実施することを明らかにした。同時に、公式サイトでホワイトペーパーの予告版を公開した。
ホワイトペーパーの予告版によると、ICOは、新たなコンテンツ・ファイナンス(制作資⾦の調達)を募るためで、独自暗号通貨名は「アニコイン(シンボル:ANC)」。ANC のトークンの販売を行い、集まった資金でコンテンツ制作を行う。
制作タイトルとしては、
1.「アイドルコネクト-AsteriskLive-」
2.「インドア With ディーバ」
をあげた。
「アイドルコネクト-AsteriskLive-」は、覚えている方も多いだろうが、スマートフォンゲームのサービスは終了したが、スマホノベルゲーム化、旗艦タイトルとして PC ビジュアルノベルゲーム化が決定。ビジュアルノベル版は、日本語版・英語版・中国語版でワールドワイドにコンテンツ展開を行う。今回の ICO での資金調達を行い、アニメーションフィルムを行うなど他メディア展開を目指す。
また、「インドア With ディーバ」は、10 代〜20 代を主なターゲットにした「美少女音楽もの」×「引きこもりセルフプロデュース」×「動画配信者のサクセスストーリー」がコンセプトで、アニメ化を想定して企画された新規プロジェクトとなる。バーチャル YouTuber としての展開も考えているとのことだ。
なお、トークンセールの詳細は後日発表する予定。トークンのホルダーには特典を付与するという。
<以下、プレスリリースより>
■アニコインプロジェクトのビジョン
「ICOで、新しいコンテンツ制作、クリエイター支援のしくみを作る。」
日本には、アニメーター、イラストレーター、ゲームクリエイター、ライトノベル作家など、優れたクリエイターが多数活躍しています。一方、旧来のアニメやゲームの資金調達の方法、「製作委員会方式」では、大型出資企業の力は強く、実際に手を動かすクリエイターや中小企業・ベンチャーである「デベロッパー」「スタジオ」の立場が弱いこと、経済的利益が少ないことが度々問題視されています。
製作委員会方式では、次のような問題が有ります。
・作品の作り手、アニメーターなど現場への利益還元が少ない問題
製作委員会方式で得られた収益は、出資比率によって分配されます。実際に作品をつくる制作会社、デベロッパーは中小企業のため、大きく資金出資する事は珍しく、作品がヒットしても収益が大きく還元されない問題があります。結果的に、制作実費のみの売上となり、アニメーターなど現場クリエイターの待遇が改善されません。
製作委員会方式では、収益がクリエイターに還元され難い環境です。
また、作品の権利は製作委員会に帰属するため、例え監督であっても製作委員会に委任され、雇われている立場となり、作品に強い権限と責任を持てません。これはクリエイターが頑張っても利益と権利を吸い上げられる「クリエイターの小作人化」とも言える状況です。
我々はクリエイティブな世界では、クリエイターこそが作品の源泉であり、報われるべき存在であると考えています。
この状況を非中央集権、中間搾取構造を無くす、ブロックチェーン技術、ICOで打開して行きたいと考え今回のICO実施へと至りました。
ホワイトペーパーの予告版によると、ICOは、新たなコンテンツ・ファイナンス(制作資⾦の調達)を募るためで、独自暗号通貨名は「アニコイン(シンボル:ANC)」。ANC のトークンの販売を行い、集まった資金でコンテンツ制作を行う。
制作タイトルとしては、
1.「アイドルコネクト-AsteriskLive-」
2.「インドア With ディーバ」
をあげた。
「アイドルコネクト-AsteriskLive-」は、覚えている方も多いだろうが、スマートフォンゲームのサービスは終了したが、スマホノベルゲーム化、旗艦タイトルとして PC ビジュアルノベルゲーム化が決定。ビジュアルノベル版は、日本語版・英語版・中国語版でワールドワイドにコンテンツ展開を行う。今回の ICO での資金調達を行い、アニメーションフィルムを行うなど他メディア展開を目指す。
また、「インドア With ディーバ」は、10 代〜20 代を主なターゲットにした「美少女音楽もの」×「引きこもりセルフプロデュース」×「動画配信者のサクセスストーリー」がコンセプトで、アニメ化を想定して企画された新規プロジェクトとなる。バーチャル YouTuber としての展開も考えているとのことだ。
なお、トークンセールの詳細は後日発表する予定。トークンのホルダーには特典を付与するという。
<以下、プレスリリースより>
■アニコインプロジェクトのビジョン
「ICOで、新しいコンテンツ制作、クリエイター支援のしくみを作る。」
日本には、アニメーター、イラストレーター、ゲームクリエイター、ライトノベル作家など、優れたクリエイターが多数活躍しています。一方、旧来のアニメやゲームの資金調達の方法、「製作委員会方式」では、大型出資企業の力は強く、実際に手を動かすクリエイターや中小企業・ベンチャーである「デベロッパー」「スタジオ」の立場が弱いこと、経済的利益が少ないことが度々問題視されています。
製作委員会方式では、次のような問題が有ります。
・作品の作り手、アニメーターなど現場への利益還元が少ない問題
製作委員会方式で得られた収益は、出資比率によって分配されます。実際に作品をつくる制作会社、デベロッパーは中小企業のため、大きく資金出資する事は珍しく、作品がヒットしても収益が大きく還元されない問題があります。結果的に、制作実費のみの売上となり、アニメーターなど現場クリエイターの待遇が改善されません。
製作委員会方式では、収益がクリエイターに還元され難い環境です。
また、作品の権利は製作委員会に帰属するため、例え監督であっても製作委員会に委任され、雇われている立場となり、作品に強い権限と責任を持てません。これはクリエイターが頑張っても利益と権利を吸い上げられる「クリエイターの小作人化」とも言える状況です。
我々はクリエイティブな世界では、クリエイターこそが作品の源泉であり、報われるべき存在であると考えています。
この状況を非中央集権、中間搾取構造を無くす、ブロックチェーン技術、ICOで打開して行きたいと考え今回のICO実施へと至りました。