セガサミーHDのゲーム事業、家庭用とスマホで明暗 スマホゲームの営業益は38%減の33億円 『D×2 真・女神転生リベレーション』中心に巻き返しへ
セガサミーホールディングス<6460>は、この日(2月6日)発表した第3四半期累計(17年4-12月)の連結決算で、スマホ・PCオンラインゲームを展開する「デジタルゲーム」の売上高が前年同期比17%減の289億円、営業利益が同38%減の33億円と減収減益だったことを明らかにした。第3四半期(10-12月)の数字をみると、売上高が96億円、営業利益が13億円となり、売上高は3四半期連続で100億円を割り込んだ。
同社では、『ファンタシースターオンライン2』『オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-』『ぷよぷよ!!クエスト』などの既存主力タイトルを中心に各種イベントなどを実施したほか、連結子会社f4samuraiが開発、運営を受託している『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』が堅調に推移した、としている。
各種のKPIは以下のとおり。平均MAU(月次アクティブユーザー数)が322万人と、前四半期に続いてKPIの発表以来の低水準だった。これまでの発表をもとに平均MAUの推移を示すグラフを作成したので、こちらも確認してほしい。また、上位3タイトルの売上占有率も前四半期の57.7%から51.5%に下がった。
ただ、セガゲームスの新作『D×2 真・女神転生リベレーション』が1月のリリース後、すぐにアプリストアのセールスランキングの上位に入るなど、好調なスタートを見せている。さらに『共闘ことばRPG コトダマン』や女性向けアイドル育成ゲームなど注目の新作タイトルも続々と出てくる予定で、第4四半期以降の巻き返しが期待される。
一方、ゲーム事業全体で見ると好調が目立ったのはパッケージゲームだろう。スマホ・PCオンラインゲームとは対照的だった。営業利益は前年同期比で79%増の75億円と大きく伸びた。新作『ソニックフォース』をはじめ、『龍が如く 極2』や、PCゲームの新作『Football Manager 2018』などが寄与したとのこと。
同社では、『ファンタシースターオンライン2』『オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-』『ぷよぷよ!!クエスト』などの既存主力タイトルを中心に各種イベントなどを実施したほか、連結子会社f4samuraiが開発、運営を受託している『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』が堅調に推移した、としている。
各種のKPIは以下のとおり。平均MAU(月次アクティブユーザー数)が322万人と、前四半期に続いてKPIの発表以来の低水準だった。これまでの発表をもとに平均MAUの推移を示すグラフを作成したので、こちらも確認してほしい。また、上位3タイトルの売上占有率も前四半期の57.7%から51.5%に下がった。
ただ、セガゲームスの新作『D×2 真・女神転生リベレーション』が1月のリリース後、すぐにアプリストアのセールスランキングの上位に入るなど、好調なスタートを見せている。さらに『共闘ことばRPG コトダマン』や女性向けアイドル育成ゲームなど注目の新作タイトルも続々と出てくる予定で、第4四半期以降の巻き返しが期待される。
一方、ゲーム事業全体で見ると好調が目立ったのはパッケージゲームだろう。スマホ・PCオンラインゲームとは対照的だった。営業利益は前年同期比で79%増の75億円と大きく伸びた。新作『ソニックフォース』をはじめ、『龍が如く 極2』や、PCゲームの新作『Football Manager 2018』などが寄与したとのこと。
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460