【App Annie調査】『PUBG』『荒野行動』『Free Fire』などバトルロワイヤル系ゲームアプリが人気爆発! 全世界でダウンロード数は1億5000万超え
App Annieは、モバイルアプリの市場データを提供するApp Annieのサービス「Intelligence」から”ゲームアプリの今”の調査結果を発表した。
<リリースより>
今、 「バトルロワイヤル」というゲームジャンルの人気が急拡大しています。 バトルロワイヤルは最後の1人になるまで戦うマルチプレイヤーシューティングで、 多くの場合は最大100人のプレイヤーが対戦します。
戦闘が行われるゲームマップは広大なフィールドになっており、 そこにある町や村を探索できますが、 次第にプレイ可能なエリアが縮小されていきます。 徐々に狭くなるマップ上では、 他プレイヤーへの接触は避けられず、 ゲームに勝つためには互いに戦わなくてはなりません。 そして最後に残ったプレイヤー(またはチーム)が勝者になります。 バトルロワイヤル系ゲームで、 今一番人気を集めるのがPUBG(PlayerUnknown’s Battleground’s)でしょう。
PUBGは、 元々PC向けシューティングゲームやバトルロワイヤル開発を手がけた著名な人物であるBrendan Greene(ブレンダン・グリーン)氏が、 2016年に韓国のパブリッシャーBlueholeの下で開発を始めました。
PUBGの人気は他のパブリッシャーにも影響を及ぼし、 その後バトルロワイヤル系ゲームが続々登場して成功を収め、 ここ数カ月モバイルでも存在感を非常に強めています。
同作のPC版の人気が刺激となり、 PUBGのモバイル版リリース前日の2月8日時点で、 バトルロワイヤル系ゲームのGoogle PlayとiOS App Storeを合わせた 全世界ダウンロード数は、 1億5,000万回を超えています。
NeteaseのRules of SurvivalとKnives Out(荒野行動)、 Garena OnlineのFree Fireなど、 特に人気の高いゲームがいくつか登場していますが、 それらゲームのユーザー数はここ数カ月の間に急増しています。
▼人気の高いバトルロワイヤル系ゲームの週間アクティブユーザー数推移(PUBGリリース前)
Androidフォンにおけるバトルロイヤル系ゲームの2018年1月の世界平均セッション時間は10分を超え、 週平均のプレイ時間は3時間以上という推計が出ています。 何かをする合間のちょっとした時間、 すなわち「スキマ時間」を活かせるという点で、 スマートフォンに敵うものはありません。 しかし、 平均10分というゲームのセッション時間は、 スキマ時間を大きく超える滞在時間です。 コアゲームがモバイルでもプレイされる傾向が高まっているということでしょう。
Tencentは2017年11月にPUBGの中国におけるパブリッシング権を獲得し、 PCゲームのローカライズ版に加え、 2本のモバイルゲームをリリースすると発表していました。
両ゲームはTencentが所有する別々のスタジオが開発し、 2018年2月9日中国のiOS App Storeでリリースされ、 ゲーマーの間で大きな話題を呼びました。 Exhilarating Battlefieldはオリジナル版PUBGのゲーム体験を再現しているのに対し、 Army Attackは新たなゲームプレイ要素を導入、 海と空中での戦闘に重点を置いています。
新興市場ではモバイルデバイスが普及している一方、 ハイスペックなゲームPCやゲーム機のコストがネックとなり、 オリジナル版ゲームをプレイする人は少ないと予想されるため、 特にスマートフォンのゲームに対する関心が高いと考えられています。
PUBGは中国だけでも大きな需要があり、 同国アナリストの一部推計によると、 Tencentのモバイル版は7500万件を超える事前登録を集めました。 現時点で他国でのリリース予定は発表されていませんが、 世界配信は確実とみられ、 実現すれば大成功を収めるでしょう。
App Annie 日本・韓国カントリーディレクター 滝澤 琢人(たきざわたくと)コメント
PUBGをはじめとしたバトルロワイヤル系のゲームは、 直感的でわかりやすいルールですが、 没入感のあるゲームプレイが魅力です。 当初はPCのみでの提供でしたが、 多くのユーザーにプレイされたのはもちろん、 YouTuberといったインフルエンサーの多くもPUBGに触れたことで、 このジャンルの人気が加速しました。 昨年末にスマホでもプレイ出来る「荒野行動」がリリースされた際には、 日本語にローカライズされる前から人気を集めていたことが印象的です。 アプリ版で本家のPUBGがグローバル展開されれば、 ユーザーを集めることは確実でしょう。
<リリースより>
■モバイルゲームは新たな時代へ- バトルロワイヤル系ゲームが人気に 今、 世界で大流行中のPUBGとは?
今、 「バトルロワイヤル」というゲームジャンルの人気が急拡大しています。 バトルロワイヤルは最後の1人になるまで戦うマルチプレイヤーシューティングで、 多くの場合は最大100人のプレイヤーが対戦します。
戦闘が行われるゲームマップは広大なフィールドになっており、 そこにある町や村を探索できますが、 次第にプレイ可能なエリアが縮小されていきます。 徐々に狭くなるマップ上では、 他プレイヤーへの接触は避けられず、 ゲームに勝つためには互いに戦わなくてはなりません。 そして最後に残ったプレイヤー(またはチーム)が勝者になります。 バトルロワイヤル系ゲームで、 今一番人気を集めるのがPUBG(PlayerUnknown’s Battleground’s)でしょう。
PUBGは、 元々PC向けシューティングゲームやバトルロワイヤル開発を手がけた著名な人物であるBrendan Greene(ブレンダン・グリーン)氏が、 2016年に韓国のパブリッシャーBlueholeの下で開発を始めました。
PUBGの人気は他のパブリッシャーにも影響を及ぼし、 その後バトルロワイヤル系ゲームが続々登場して成功を収め、 ここ数カ月モバイルでも存在感を非常に強めています。
同作のPC版の人気が刺激となり、 PUBGのモバイル版リリース前日の2月8日時点で、 バトルロワイヤル系ゲームのGoogle PlayとiOS App Storeを合わせた 全世界ダウンロード数は、 1億5,000万回を超えています。
NeteaseのRules of SurvivalとKnives Out(荒野行動)、 Garena OnlineのFree Fireなど、 特に人気の高いゲームがいくつか登場していますが、 それらゲームのユーザー数はここ数カ月の間に急増しています。
▼人気の高いバトルロワイヤル系ゲームの週間アクティブユーザー数推移(PUBGリリース前)
Androidフォンにおけるバトルロイヤル系ゲームの2018年1月の世界平均セッション時間は10分を超え、 週平均のプレイ時間は3時間以上という推計が出ています。 何かをする合間のちょっとした時間、 すなわち「スキマ時間」を活かせるという点で、 スマートフォンに敵うものはありません。 しかし、 平均10分というゲームのセッション時間は、 スキマ時間を大きく超える滞在時間です。 コアゲームがモバイルでもプレイされる傾向が高まっているということでしょう。
■2018年2月8日、 中国でPUBG2作がローンチ! 中国のみの配信にも関わらず、 リリース直後2日間で世界のアプリDL数で1位と2位となる爆発的な人気に
Tencentは2017年11月にPUBGの中国におけるパブリッシング権を獲得し、 PCゲームのローカライズ版に加え、 2本のモバイルゲームをリリースすると発表していました。
両ゲームはTencentが所有する別々のスタジオが開発し、 2018年2月9日中国のiOS App Storeでリリースされ、 ゲーマーの間で大きな話題を呼びました。 Exhilarating Battlefieldはオリジナル版PUBGのゲーム体験を再現しているのに対し、 Army Attackは新たなゲームプレイ要素を導入、 海と空中での戦闘に重点を置いています。
■ 狙うは新興市場!?今後のPUBGの動きに注目!
新興市場ではモバイルデバイスが普及している一方、 ハイスペックなゲームPCやゲーム機のコストがネックとなり、 オリジナル版ゲームをプレイする人は少ないと予想されるため、 特にスマートフォンのゲームに対する関心が高いと考えられています。
PUBGは中国だけでも大きな需要があり、 同国アナリストの一部推計によると、 Tencentのモバイル版は7500万件を超える事前登録を集めました。 現時点で他国でのリリース予定は発表されていませんが、 世界配信は確実とみられ、 実現すれば大成功を収めるでしょう。
App Annie 日本・韓国カントリーディレクター 滝澤 琢人(たきざわたくと)コメント
PUBGをはじめとしたバトルロワイヤル系のゲームは、 直感的でわかりやすいルールですが、 没入感のあるゲームプレイが魅力です。 当初はPCのみでの提供でしたが、 多くのユーザーにプレイされたのはもちろん、 YouTuberといったインフルエンサーの多くもPUBGに触れたことで、 このジャンルの人気が加速しました。 昨年末にスマホでもプレイ出来る「荒野行動」がリリースされた際には、 日本語にローカライズされる前から人気を集めていたことが印象的です。 アプリ版で本家のPUBGがグローバル展開されれば、 ユーザーを集めることは確実でしょう。
会社情報
- 会社名
- data.ai(旧App Annie)