ソフトギア、Unreal EngineやUnity対応の高速ゲームサーバライブラリ「STRIX ENGINE2.0」を発表…MMOやオンラインFPSの開発を支援
ソフトギアは、3月1日、Unreal EngineとUnityへの対応とスケイラビリティの高いマッチングシステム機能を搭載したゲームサーバライブラリ「STRIX ENGINE 2.0」を発表した。ライセンス供与を開始するという。
サーバライブラリ「STRIX ENGINE」は、 オンラインゲーム開発をターゲットとした開発環境としてLinuxやWindowsをはじめ、 ios、 Androidといったマルチプラットフォームへの対応を進めてきたという。このバージョンでは、 大規模MMOやFPS開発への使用を想定し、Unreal EngineやUnityとの組み合わせで高速で高品質なオンラインゲームの実現を目指す。
「STRIX ENGINE」は、 オンラインゲーム開発に必要な高度なネットワーク機能とサーバソリューションを提供するサーバライブラリ。 メッセージ通信や大量のコネクション接続を可能とする通信コアモジュールと、メッセージリレー機能や動的なノード管理を可能とするスケイラビリティの高いサーバシステムの提供で、 大規模MMOやFPS開発を支援する。
今回リリースするSTRIX ENGINE2.0ではJava、 C#言語への対応とUnreal Engine・Unity対応を実現した。 これにより、 マルチプラットフォームに対応したアプライアンス性の高いサーバライブラリとして、 大規模オンラインゲームをはじめ幅広いコンテンツ開発への活用が期待される、としている。
<STRIX ENGINE 2.0の特長>
■ スケイラビリティの高いマッチングシステム
・マッチメイキングAPIとルーム管理機能
・負荷に応じてノードサーバを動的に追加できる柔軟なノード管理機能
・メッセージリレー機能
■ オンラインゲーム開発向け多機能搭載ライブラリ
・認証機能(ユーザ登録/承認)
・データ管理機能(データベースとメモリを統一的に扱うインターフェイス)
・メッセンジャー機能
・暗号化機能 等
■ アプライアンス性の高いサーバライブラリ
・Unreal Engine・Unityなどのマルチプラットフォーム対応
・Java言語対応により、 既存の資産の流用や他ライブラリとの併用が可能
・わずかなコードでサーバを構築できるデフォルトクラスの提供
・オブジェクト管理機能など様々な機能追加・カスタマイズが可能
■仕様情報
対応プラットフォーム:Windows, Linux, Unreal Engine, Unity, iOS, Android,
対応言語:サーバ Java/クライアント C++,C#,Java
対応プロトコル:TCP, RUDP
■製品ライセンス
ライセンス方法:ゲームタイトル毎にライセンス
価格:500万円(別途消費税)
※導入からマイナーバージョンアップ(機能追加)までサポート。
※開発サポートについては別途サポート料金が発生する。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソフトギア
- 設立
- 2008年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 青木 健悟