エイチーム<3662>は、3月9日、東京都内で2018年7月期の第2四半期(8~1月)の決算説明会を開催した。説明会では、同社の林高生社長が決算概要やセグメント別の事業状況、足元の第3四半期の進捗などの説明を行った後、質疑応答が行われた。今回はその中からエンターテインメント事業の状況について取り上げたい。
まずは、足元の既存タイトルの状況だが、「微減しているもあるが、微増しているものある」(中内之公エンターテインメント事業本部長)とし、ほぼ横ばいの状況であるとのこと。前四半期に減速した『ヴァルキリーコネクト』は、依然として「一時期好調だった時より落ちている」(同)という。
また、新作の開発状況については、「現状遅れているが大きなトラブルや課題があるわけでない。ブラッシュアップを重ねている状況」(同)とした上で、今期中に出なかった場合には広告宣伝費の未消化という形で影響するとしていた。その場合、既存タイトルに広告宣伝費を振り分ける可能性もあるとのことだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチーム
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高239億1700万円、営業利益5億6200万円、経常利益6億900万円、最終利益9億5300万円(2024年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662