
ホロラボとLiberawareは、HoloLensによるドローンナビゲーションシステムの共同開発を発表した。HoloLensは頭にかぶるWindows 10 PCだが、マウスとキーボードを基本的に使わずに、音声認識とジェスチャーで操作が可能だ。この機能によって両手がフリーになり、かつ汚れていても問題ないため、インフラ点検などの作業現場等では使いやすい面がある。
今回ホロラボは、小型ドローンとその関連システムを開発するLiberawareと共同で、ドローンナビゲーションシステムを開発した。 Liberawareの開発したドローンは、産業分野での利用を可能とするロバスト性を実現しつつ、小型ながらも自己位置推定を可能とするSLAM機能を搭載している。GPSの届かない屋内や地下などでも安全に航行出来ることから、狭所空間でのインフラ点検などでの活用への期待がある。
このLiberawareの小型産業用ドローンを、HoloLens着用者が音声とジェスチャーでコントロールし、ドローンからのセンサー情報を受け取りが可能だ。
ホロラボ側での開発は個人でもドローンを趣味とするCTO島田が担当し、ハッカソンのような密度の濃いやり取りで一気に作り上げたという。Liberawareは今回の取り組みを「Microsoft Innovation Award 2018」にてデモンストレーションを実施し、ファイナリストに選出となっている。
※Microsoft Innovation Award 2018:https://www.microsoft.com/ja-jp/startups/mia
HoloLensもLiberawareの小型産業用ドローンもどちらもSLAM機能を持つことから、空間を共有することでお互いの機能を補完し合う事が可能となる。ホロラボでは今後もLiberawareと協力を推進し、HoloLens/Mixed Realityの利用シーンとしても注目を集める土木・建設・設備施工&メンテナンスの分野で、「小型産業ドローンとHoloLens」の先進的ソリューションを企画開発して行くとのこと。