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スクウェア・エニックス<9684>は、本日(8月5日)、第1四半期(4~6月期)の連結業績を発表し、売上高245億2900万円(前年同期比24.6%減)、営業利益21億7800万円(同59.9%減)、経常利益14億8700万円(同56.6%減)、四半期純利益6億9000万円(同61.9%減)だった。
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同社では、主力である家庭用ゲームソフトの主力タイトルの発売がなかったことに加えて、アミューズメント施設、出版などが総じて減収減益となった。そうしたなか、仮想空間コミュニティ「ニコッとタウン」や、オンラインシミュレーションゲーム「戦国IXA」などが順調に伸長した、としている。
セグメント別の状況は、
・デジタルエンタテインメント事業: 売上高117億9300万円(同29.1%減)、営業利益28億3400万円(同51.9%減)
・アミューズメント事業: 売上高96億7500万円(同11.9%減)、営業利益5億8200万円(同14.8%減)
・出版事業: 売上高25億5100万円(同36.8%減)、営業利益6億3300万円(同49.4%減)
・ライツ・プロパティ等事業 : 売上高5億0800万円(同43.4%減)、営業利益9100万円(同58.9%減)
だった。
2012年3月期は、売上高1300億円(前期比3.8%増)、営業利益100億円(同36.5%増)、経常利益100億円(同85.5%増)、当期純利益50億円(前期120億4300万円の赤字)を見込む。
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同社では、今後、安定した収益基盤を確立しているネットワーク関連分野の事業推進を含めて、より多くのユーザーにコンテンツを提供するとのこと。