【モバイルファクトリー決算説明会速報】1Qの減収減益の要因は「課金周りの施策がマイナスに働いたこと」(深井取締役) セールが需要を先食いする結果に
モバイルファクトリー <3912> は、4月25日、東京都内で第1四半期の決算説明会を開催した。説明会では、同社の宮嶌CEOがブロックチェーン関連の取り組みについて説明し、深井取締役が今回発表された2018年12月期の第1四半期決算の説明を行った後、質疑応答が行われた。今回はその中から四半期推移(QonQ)で大幅な減収減益となった要因についてを取り上げたい。
そもそも同社の業績は、傾向として第1四半期期間はもともと「季節要因で下がりやすい」(深井氏)のだという。冬は寒さ、雪などの要因は位置ゲームとってマイナスに働きやすいとのことだ。
ただ今回はそれに加え、主力の『ステーションメモリーズ!』(『駅メモ!』)について、「課金周りの施策がマイナスに働いた」(同)とのこと。具体的には、前年度の第4四半期期間に実施したセールがいわゆる需要の先食いをしてしまい、今回の第1四半期期間中に反動が出て、「売上高が想定通りに伸びなかった」(同)としていた。
なお、3月から重点的に改善に取り組んでおり、3月、4月と回復傾向にあるもようだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912