LINE<3938>は、この日(4月25日)、第1四半期の決算説明会資料を開示し、コミュニケーションアプリ『LINE』の月間アクティブユーザー数は前年同期比3.5%減の165万人となった。2017年第1四半期に過去最高となる1億7100万人を記録して以降、漸減が続いていることだ。興味深いのは、日本国内でのMAUは同10.3%像の7500万人と増えたものの、台湾・タイ・インドネシアのMAUについては減少傾向にあり、同12.6%減の9000万人となったことだ。世界展開を積極的に進めていたLINEだが、国内ユーザーの比重が高まっている。
売上収益については拡大が続いている。前年同期比19.9%増の487億円と伸びた。広告やコンテンツ、コミュニケーションからなるコア事業が同14.1%増の427億円と好調だったことに加え、AIやフィンテック、コマースなどこれからの成長を担う「戦略事業」が88.5%増の61億円と高い成長を示した。営業利益が69%減の12億円と大きく減らしたのは、戦略事業への先行投資負担が響いたたためとみられる。
ゲームアプリやスタンプ、絵文字などを展開するコミュニケーション・コンテンツについてみると、同8.6%減の175億円と落ち込んだ。コンテンツ・コミュニケーションともにマイナスとなった。ただ、先日リリースした『ジャンプチ ヒーローズ』がストアの売上ランキングでも上位に入っており、第2四半期以降の巻き返しが注目される。
売上収益については拡大が続いている。前年同期比19.9%増の487億円と伸びた。広告やコンテンツ、コミュニケーションからなるコア事業が同14.1%増の427億円と好調だったことに加え、AIやフィンテック、コマースなどこれからの成長を担う「戦略事業」が88.5%増の61億円と高い成長を示した。営業利益が69%減の12億円と大きく減らしたのは、戦略事業への先行投資負担が響いたたためとみられる。
ゲームアプリやスタンプ、絵文字などを展開するコミュニケーション・コンテンツについてみると、同8.6%減の175億円と落ち込んだ。コンテンツ・コミュニケーションともにマイナスとなった。ただ、先日リリースした『ジャンプチ ヒーローズ』がストアの売上ランキングでも上位に入っており、第2四半期以降の巻き返しが注目される。
▲コンテンツの中でもLINEマンガとLINE MUSICが伸びたとのこと。
▲広告事業は順調に拡大。コア事業の伸びをけん引したようである。
会社情報
- 会社名
- LINE株式会社
- 設立
- 2019年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 出澤 剛/代表取締役 慎 ジュンホ