マーベラス<7844>は、本日(5月10日)、2018年3月期の決算説明会資料を公開し、スマートフォンゲームを中心とするオンライン事業で新たな取組として、プロデュース力を強化するため、外部の著名プロデューサーの招聘を行うとともに、非ゲームアプリへのチャレンジ、中国を中心としたアジア展開の強化を行うことを明らかにした。
同時に、『戦刻ナイトブラッド』『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』『オーディナルストラータ』『千銃士』と前期中にリリースした新作ゲームアプリの育成を図る考え。前期中にリリースしたタイトルは期中の収益貢献は限定的だった。主力タイトル『剣と魔法のログレス いにしえの女神』については売上維持に注力する方針。
同社のオンライン事業は、2018年3月期においては、売上高が前の期比32.0%減の100億3400万円、セグメント利益が同57.5%減の13億9000万円と大幅な減収減益での着地となった。ピーク時だった2016年3月期に比べると、売上高で49%、セグメント利益で66%下がった。新しい取り組みを行うことで、収益の回復を狙っていく考えだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マーベラス
- 設立
- 1997年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7844