マーベラスのアニメ・2.5次元舞台を展開する音楽映像事業、初めて利益20億円を突破 刀剣やあんスタ、プリキュアなど強力IPがけん引



マーベラス<7844>は、本日(5月10日)、2018年3月期の決算説明会資料を公開し、音楽映像事業の業績が売上高63億9600万円(前の期比14.1%増)、セグメント利益20億5200万円(同28.0%増)となり、セグメント利益が初めて20億円を超えたことを明らかにした。

テレビアニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』などのパッケージ商品化を行ったほか、TVアニメ『刀剣乱舞-花丸-』のBlu-ray・DVD販売が引き続き好調に推移し、ライブラリ作品の配信・番組販売・商品化などの二次利用収入が好調だった。また、2017年10月よりTVアニメ『戦刻ナイトブラッド』を、2018年1月よりTVアニメ「続『刀剣乱舞-花丸-』」とTVアニメ『Fate/EXTRA Last Encore』を、さらには2月よりプリキュアシリーズの新作TVアニメ『HUGっと!プリキュア』の放送を開始した。

ステージ制作部門では、主力シリーズの新作「舞台『刀剣乱舞』義伝 暁の独眼竜」や「舞台『刀剣乱舞』ジョ伝 三つら星刀語り」、「『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Judge of Knights~」、「『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』~To the shining future~」が特に好調に推移し好業績をけん引した。

「ミュージカル『テニスの王子様』」「ミュージカル『薄桜鬼』」「舞台『K』」「舞台『弱虫ペダル』」の新作公演を実施した。また新作「舞台『ジョーカー・ゲーム』」「B-PROJECT on STAGE『OVER the WAVE!』」「舞台『モブサイコ100』」も好評を博した。このほか、各シリーズのパッケージ販売、ライブビューイング、国内配信事業も好調だった。
 


2019年3月期では、アニメ、ステージともに強力なIPのシリーズ展開を行うとともに、ステージでは複数の完全新作を準備しているとのこと。

TVアニメは『HUGっと!プリキュア』『東京喰種トーキョーグール:re』『千銃士』を放送する。ミュージカル・舞台は「ミュージカル『薄桜鬼 志譚』土方歳三 篇、「ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』3~延伸するは我にあり~」「ミュージカル『テニスの王子様』15周年記念コンサートDream Live 2018」「舞台『ジョーカー・ゲームⅡ』」「舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰」などを展開する予定。
 
株式会社マーベラス
https://www.marv.jp/

会社情報

会社名
株式会社マーベラス
設立
1997年6月
代表者
代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
決算期
3月
直近業績
売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7844
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