コムシード、18年3月期予想の下方修正を発表…4700万円の最終赤字に転落 「グリパチ」リニューアル遅延などが響く 従量制アプリの減損など特損計上も
コムシード<3739>は、5月10日、2018年3月期通期(非連結)の業績予想の下方修正を発表、売上高は従来予想17億円から15億1400万円(増減率10.9%減)、営業利益は同5500万円から2700万円(同50.9%減)、経常利益は同5000万円から2300万円(同54.0%減)、最終利益は同1000万円から4700万円の赤字に修正され、最終赤字に転落する見通しとなった。
売上高は、受託開発・運営業務が堅調であった一方、増収計画としていた主力サービス「グリパチ」の大型リニューアルの遅延と不具合による見込みとの乖離、従量制アプリにおける配信本数削減などの影響や開発遅延により収益計上が翌期へずれこんだことから、当初予想を下回る見込みとなった。
利益面では、前述の従量制アプリのリリースが期末となったことに伴い、外注費などの売上原価が先行して費用処理された影響、さらには2019年3月期に収益寄与が見込まれる一部スマートフォンゲームの広告宣伝費が先行した影響で費用負担の比重が増加した。
なお、最終利益については、従量制アプリの一部タイトルで当初計画していた収益性との乖離が発生した各資産グループについて固定資産の減損処理を実施し、減損損失2600万円を計上するとともに、『遥かなる異郷グランヴィリア』の配信停止による事業整理損失引当金100万円を計上したことも影響した。
売上高は、受託開発・運営業務が堅調であった一方、増収計画としていた主力サービス「グリパチ」の大型リニューアルの遅延と不具合による見込みとの乖離、従量制アプリにおける配信本数削減などの影響や開発遅延により収益計上が翌期へずれこんだことから、当初予想を下回る見込みとなった。
利益面では、前述の従量制アプリのリリースが期末となったことに伴い、外注費などの売上原価が先行して費用処理された影響、さらには2019年3月期に収益寄与が見込まれる一部スマートフォンゲームの広告宣伝費が先行した影響で費用負担の比重が増加した。
なお、最終利益については、従量制アプリの一部タイトルで当初計画していた収益性との乖離が発生した各資産グループについて固定資産の減損処理を実施し、減損損失2600万円を計上するとともに、『遥かなる異郷グランヴィリア』の配信停止による事業整理損失引当金100万円を計上したことも影響した。
会社情報
- 会社名
- コムシード株式会社
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 塚原 謙次
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高20億9400万円、営業利益3500万円、経常利益1800万円、最終損益6000万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 名証ネクスト
- 証券コード
- 3789