東京証券取引所は、5月14日、スマートフォンに特化した個人間取引(CtoC)のためのマーケットプレイス「メルカリ」を運営するメルカリの東証マザーズ上場を承認した。上場予定日は6月19日で、市場コードは、「4385」となる。主幹事証券は大和証券。
同社は2013年2月に株式会社コウゾウとして設立され、同年7月に「メルカリ」サービスを開始した。さらに同年11月に社名をメルカリに変更し、2014年1月に米国子会社Mercariを設立、2015年には国内子会社ソウゾウを設立するなど事業の拡大を進めている。
事業は、マーケットプレイス関連事業の単一セグメントとなり、オールジャンルの商品を取り扱うCtoCマーケットプレイスである「メルカリ」に加えて、ソウゾウが本・CD・DVDなどに特化した「メルカリ カウル」およびブランド品に特化した「メルカリ メゾンズ」の2つのCtoCマーケットプレイスを運営している。
直近の業績は、2017年6月期が売上高220億7100万円(対前年同期比80.1%増)、営業損益27万7500万円の赤字(2016年6月期実績4200万円の赤字)、経常損益27億7900万円の赤字(同9700万円の赤字)、最終損益42億700万円の赤字(同3億4800万円の赤字)となっている。広告宣伝費の増加が赤字幅拡大の要因としている。今期は第3四半期累計(7~3月)で売上高261億4700万円、営業損益18億9600万円の赤字、経常損益19億5100万円の赤字、最終損益34億3400万円の赤字となっている。
なお、今回の上場による新株発行を通じて、概算で102億6731万5000円を調達する。その使途は、第三者割当増資の手取概算額上限67億9900万円と、海外募集における差引手取概算額338万3300万円と併せて、連結子会社への投融資を含めたグループの運転資金として113億2400万円、借入金の返済資金として297億8100万円を充当するとしている。
また、想定仮条件の平均価格2450円と、上場時発行済株式数1億3533万1322株で計算すると時価総額は約3315億6173万8900円となる見通し。
【株主構成】
同社は2013年2月に株式会社コウゾウとして設立され、同年7月に「メルカリ」サービスを開始した。さらに同年11月に社名をメルカリに変更し、2014年1月に米国子会社Mercariを設立、2015年には国内子会社ソウゾウを設立するなど事業の拡大を進めている。
事業は、マーケットプレイス関連事業の単一セグメントとなり、オールジャンルの商品を取り扱うCtoCマーケットプレイスである「メルカリ」に加えて、ソウゾウが本・CD・DVDなどに特化した「メルカリ カウル」およびブランド品に特化した「メルカリ メゾンズ」の2つのCtoCマーケットプレイスを運営している。
直近の業績は、2017年6月期が売上高220億7100万円(対前年同期比80.1%増)、営業損益27万7500万円の赤字(2016年6月期実績4200万円の赤字)、経常損益27億7900万円の赤字(同9700万円の赤字)、最終損益42億700万円の赤字(同3億4800万円の赤字)となっている。広告宣伝費の増加が赤字幅拡大の要因としている。今期は第3四半期累計(7~3月)で売上高261億4700万円、営業損益18億9600万円の赤字、経常損益19億5100万円の赤字、最終損益34億3400万円の赤字となっている。
なお、今回の上場による新株発行を通じて、概算で102億6731万5000円を調達する。その使途は、第三者割当増資の手取概算額上限67億9900万円と、海外募集における差引手取概算額338万3300万円と併せて、連結子会社への投融資を含めたグループの運転資金として113億2400万円、借入金の返済資金として297億8100万円を充当するとしている。
また、想定仮条件の平均価格2450円と、上場時発行済株式数1億3533万1322株で計算すると時価総額は約3315億6173万8900円となる見通し。
【株主構成】
会社情報
- 会社名
- 株式会社メルカリ
- 設立
- 2013年2月
- 代表者
- 代表取締役 CEO(社長) 山田 進太郎
- 決算期
- 6月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4385