グリー、子会社ファンプレックスに追加出資…1.9億円の第三者割当増資の全額を引き受け　タイトル獲得の加速や運営体制の強化のため

グリー<3632>は、5月24日、連結子会社ファンプレックスが行う第三者割当増資の全額を引き受けることを発表した。

ファンプレックスの具体的な増資額は2億5000万円で、うち第三者割当増資は1億9000万円となる（残り6000万円は資本準備金組入）。払込日は7月2日の予定。また、これにより、ファンプレックスの資本金は3億1000万円となり、グリーの資本金の10％以上に相当し、グリーの特定子会社に該当することになる。

ファンプレックスは、2015年の設立以来、獲得・移管したゲームを、より長く、より多くのユーザーに届けるべくゲーム運営に取り組んできた。「運営のプロフェッショナル集団」としての実績により、ウェブゲーム、モバイルゲーム（スマートフォン向けゲームアプリ）、海外配信ゲームなど多様なタイトルの獲得が堅調に進み、現在では20本のゲームタイトルを運営している。

今回の増資は、同社のさらなる事業拡大へ向け、タイトル獲得の加速および運営体制の強化を図るために行うものであり、グリーはこれを引き受けることを決定した。